こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
本日は日差しは暖かく、空はすっきりと晴れていますが、非常に寒い一日でしたね。
本日のチャオ
本日は1日を通して、「相談」ということを考える日となりました。
就労移行支援事業所に通う方の中には、他の人に悩みを打ち明けたり、
困っていることに対して助言を求めたりすることが苦手な方もいらっしゃいます。
人に相談できるということは、安定した社会生活を送る中で大切な要素になってくるでしょう。
本日は、午前中に相談におけるマナーに関して、午後には実際に相談を受け付けました。
プレワーク「相談時マナー」
自分が悩みや困りごとを抱えていても、相談できないという方もいらっしゃいますよね。
そういった方のなかには、どのように相談したらいいのか、
自分が相談したら迷惑なのではないかなどといった考えが、
相談する際に二の足を踏ませてしまっていることもあるのではないでしょうか?
そんな方々のために、今回は相談する際のマナーについて考えてみました。
皆さんは、人に何かを相談する際に気を付けていることはありますか?
今回の講座では以下のような意見が出ました。
・言葉遣いに気を付ける。
・内容をまとめる。
・相手が理解しやすいように話す。
などの意見が出てきました。
参加した皆さんは相談相手に対して、自分自身も気配りをしながら接している印象を受けましたね。
ただ、上手く相談できていないと感じている方もいらっしゃいました。
そこで、相談をきく側として心がけて欲しいこととして提案させていただいたのが以下です。
・相談内容はできるだけ具体的に。
・提案に対して否定をしない。
・一度に多くの相談を持ち掛けない。できれば1度に1つの相談。などです。
また、真剣に話ができる時間を皆さんに聞いてみると、7分~15分という答えをいただきました。
意外と人が真剣に集中して話をできる時間って短いんですよね。
私も30分くらいは大丈夫ですが、それ以上長くなると、集中しきれないですね。
そこで、相談の際には、前置きは短く、困っていることを始めに伝えることも提案しました。
相談がスムーズにできるようになると、自分自身が問題を抱えずに済むだけでなく、
相談にのってくれた方にとっても良い結果につながるような気がします。
昼休みの一コマ
本日は新しいゲームを皆さんに挑戦していただきました。
スティッキーといって、手軽に楽しめるゲームです、
さいころを振って、出た目の色の棒を崩さないよう順番に抜いていくというものです。
最初は直ぐに崩してしまっていましたが、段々とコツをつかんできたようでしたよ。
ciaoの昼休みにはこのようにゲームを行こなったり、皆さんと談笑したりと
皆さんが笑顔になれる時間となるよう心がけています。
これからも新しいゲームなども取り入れていきますので楽しみにしていてくださいね。
なんでも相談室
本日最初の相談は「雪の上の歩き方」について。
雪がめったに降らない関東地方では、皆さん注意しつつも転んでしまいますよね。
そこで、雪国で10年ほど生活していた私、桜井が、皆さんに歩き方を伝授。
物理的な要素も踏まえて説明させていただきました。
意外と転ばないようにしている歩き方が、余計に転びやすくなっていたりするんですよね。
まだ路面が凍っているところもありますので、くれぐれも転倒にはお気をつけください。
2つ目の相談は「どうやって覚えればいいか」ということでした。
その方はいろいろなことをすぐに忘れてしまうということで、
一番困っていることは、人の顔や名前を忘れてしまうということでした。
人の顔や名前がなかなか覚えられないという方は確かに少なくないですね。
本日参加されたうちの一人のお客様は、その対策として、
その日、新しく出会った人に関してのメモを取り、次回通所する時には
そのメモを確認して思い出すという工夫をしているそうです。
素晴らしい取り組みですね。
覚えられないとあきらめる前に、どのようにしたら覚えられるかを考えることが重要だと思います。
何事もできないとあきらめる前に、できるまで努力するという姿勢も大切ですね。
本日最後の相談は「暇な時に何をしたらよいのかが分からない」ということでした。
参加された方々にどのように過ごしているのかを伺ったところ、
本当にたくさんの余暇の過ごし方があるなぁと感じました。
中には1から順番に数を数えるという方も。
余暇を充実させることは安定した社会生活を送るために必要なことだと思います。
いろいろ実践してみて、自分がゆったりと時間を過ごせる方法を見つけられたらいいですね。