実際の職場に近い雰囲気を体験していただきました。 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今週も暑い日が続きますね。

関東地方は、今週1週間を通して猛暑日となるようですね。

皆さんくれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。

本日のciao

本日も暑い中、皆さん予定通り通所してくださいました。

中には、疲労感を感じている方や「夏バテ気味してます。」と暑さにやられている方も。

しかし、訓練になると、皆さん真剣な顔つきになって作業に取り組んでいいらっしゃいましたよ。

今日は「仕事の日」

先日、お仕事をいただいている企業様から新たに沢山の作業をいただきました。

しかも、納期は来週の頭まで。

これは仕事の雰囲気を味わっていただく良い機会だと思い、

本日は、私、桜井も積極的に作業に入り、本物の仕事に近い緊張感を味わっていただくことにしました。

いつもの訓練は各個人のペースに任せて行っていますが、

実際の職場に入ると、そういうわけにはいきませんからね。

実際の障害者雇用の現場においても、障害を持っているからと言って、

甘やかしてもらえるわけではなく、企業としては仕事にある程度の生産性を求めてくるでしょう。

これまでciaoではそういった雰囲気をもって訓練を行ってもらったことは

あまりなかったので、今回は敢えて、現実に近い雰囲気をつくりだしてみました。

これまでの訓練あれば、集中して作業に取り組みはするものの、

本当の仕事にように生産性を求められたり、ミスや不適切な行動を注意されたりすることは

殆どありませんでしたが、本日は違います。

指示以外のことを行っている方に対しては、「今は○○だけに集中してください。」と指摘したり、

作業中に何度も質問に来る方に対しては、「事前に確認を十分に行ってください。」と指導したり、

実際の職場で想定されるような対応をさせていただきました。

やはり、参加されて方々は、少し戸惑っているようなところもありましたが、

これが一般社会では普通なんですよね。

当事業所に通所されている方々も、いつの間にか、自分が合わせてもらえることが当然となってしまい、

自分が合わせることを忘れてしまっているように思えます。

雇用する企業も一人のために、あれこれ振り回されていては困ってしまいますよね。

先日、「居場所」についての話をさせていただいた時にも書きましたが、

先ずは自分が、新し環境に、できるだけ合わせることが必要なんですよね。

その中で、自分から見ると納得できないことや理不尽に思えることなんて沢山あると思います。

しかし、それが現実なんですよね。

この現実に関しては、障害を持っていようが持っていまいが同じだと思います。

今日のこの時間が就労に向けた具体的な目標設定をするきっかけになったり、

就労に向けた自分自身の課題を見つける良い機会となったりするとありがたいですね。

「誰が悪い?」

本日は、訓練終了後に相談を受けました。

「先ほどの訓練で指摘されたことについてなんですけど、

自分には非があまりないと思うのですが…」

というお話でした。

今のご時世、何か問題が起こると「誰が悪いのか」ということに話が行きがちです。

これは日本人の気質なんでしょうかね。

私としては、何か問題が起こった時、多くの場合、

誰かに一方的に非があるということはないと考えています。

人と人と間の些細な問題に関しては、特にそうだと思います。

人間関係の中で、だれが悪いかということを考えていたら、その関係は必ず悪化します。

もし問題が起こった時には、「もっとこうすれば良かった」と

お互いに話し合えることが大切だと思います。

自分の中のちょっとした行動を変えることで、より良い人間関係をつくっていきたいですね。

 

おまけ:今週も実習に行ってきました!

書類の仕分けやファイリングもなかなか手間のかかる作業です(^^;


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