こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
今日も晴れて、暑さが厳しい1日となりましたね。
先日、ニュースの気象情報で熱中症の専門家が話していましたが、
今年の暑さは、これまでの夏の常識が通用しない暑さだそうですね。
「体が慣れれば大丈夫。」という考えは以ての外だそうです。
熱中症になってしまう年配の方が多いのは、そういった昔ながらの考えがあることも
一つの要因になっているそうですよ。
今年の夏は、無理に暑さに立ち向かおうとせずに、
暑さが厳しい時間帯は涼しい場所に避難してくださいね。
本日のciao
本日も皆さん、笑顔で通所されていましたが、暑さのせいでかなり疲労を蓄積している方々も。
無理をせずに、自分の体調とよく相談しながら、訓練に取り組んでいただきたいですね。
納期は金曜日!
今週も先週同様に、企業様からの受注作業に取り組んでいただきました。
今回の作業は40cmのスティックを20cmにカットし、それを5本ずつまとめるというものです。
これがなかなか手間のかかる作業です。
しかも600セット!(600×5=3000本が必要)
これを終わらせるために、本日は1コマ目からカット班とまとめ班に分かれ、
早速作業に取り組み始めました。
カット班は、正確な長さを測り切らなくてはいけません。
また、長さを調整しようとして、切りすぎると逆に短くなってしまいます。
1本ならいいのですが、計算したところ1日のノルマは400本。
これを続けて行うのは、根気のいる作業ですよね。
今日は職員も混じって、何とか500本近くはカットすることが出来ていました。
一方、こちらは、スティックをまとめる作業です。
ただまとめるだけではなく、見た目にも出来るだけきれいにしなくてはいけません。
纏めた後にずれないことと、綺麗にまとめることを同時に考えながら行うってなかなか大変ですよね。
この作業に参加された方もかなり緊張しながら作業に取り組んでいらっしゃったようでした。
こちらの作業も、本日の達成目標120セットを終えることが出来ていました。
就労移行支援事業所にいるだけだと、どうしても実際に職場の感覚から離れてしまいます。
仕事においては、「納期に間に合わせる」「結果を出す」といったことがどうしてもついて回ります。
今回の受注作業を通して、実際の仕事に対する感覚を身につけていって欲しいですね。
就労移行支援事業所で、PCの学習も出来て、作業の訓練も行える事業所はそう多くはないと思います。
興味のある方は是非、当事業所に見学にいらしてくださいね。
セルフケア「自分の行動傾向を知る」
私は、就労移行支援という障害福祉サービスに携わる中で、
精神障害を抱える多くの方と接する機会がありました。
そこで感じたのは、
「皆さん、障害以外の部分で自分を追い込んでしまっている」
もしくは
「自分の不適切な行動傾向のせいで、障害を抱えることとなっている」
ということでした。
通所当初は、「こういったところが障害なのかもしれない」と思っていた点が、
通所を重ね、様々なことを経験していく中で、それが改善されていく。
そういった経験を何度もしてきました。
当事業所に通う方の中にも、通所開始時からは行動の傾向が大きく変わり、
今では、かなり安定した状態を保つことが出来ている方もいらっしゃいます。
自分のつまづきは、正直なところ、時間をかけて向き合ってみないことには、
障害かどうか分からないのというのが適切な考えなのだと思います。
自分にしっかりと向き合い、不適切な行動や考えは改善し、
自分が本当に抱えている障害と上手く付き合いながら、
安定した社会生活を目指していきましょう。
ciaoセンター南は、就労を目指す皆さんを応援していますよ。
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26
ビクトリアセンター南304
TEL:045-900-1477