あなたにとって必要な支援は何ですか? 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今朝はここ数日で、一番の冷え込みとなりましたね。

さすがに私も布団から出るのに勇気がいりました。

ただ、寒さも暑さ同様に、ある程度であれば体が順応してくれます。

私は以前10年間ほど雪国に住んでいた為か、他の方よりも寒さに強いような気がしています。

暖房などで寒さ対策をするもの必要ですが、

自分の体に備わっている機能を使わないのはもったいないですからね。

上手く寒さ対策をし、健康を維持して、冬を楽しみましょう!

本日のciao

本日も寒い中ではありますが、皆さん通所して訓練に取り組んで下さいました。

しかし、寒さのせいか、皆さんの活動レベルが低下している様にも見えます。

寒いと言って縮こまらず、積極的に訓練に取り組んでいきましょう!

プレワーク「あなたにとって必要な支援は?」

本日のプレワークは、直接的に就労と関わる話題というよりは、

就労に向けて、自分の環境を整える為の話をさせて頂きました。

障害を持っているということは、言い換えれば、

安定した社会生活を送るためには、他者の支援を必要するということでもあると思います。

しかし、多くの方が「自分にとってどんな支援が必要なのか分からない。」

「自分が受けられる支援にはどんなものがあるのか分からない。」と感じているようです。

障害をもって生活をしていく場合、自分にとってどのような支援を受ける必要があるのかを

適切に把握し、必要な分だけの支援を受ける必要があります。

というわけで、今回は、皆さんに「自分にとって必要な支援」をあげて頂きました。

ある一人の方の必要とする支援は次のようなものでした。

①自分の悩みを相談できる場所が欲しい。

②就労までの間、日中活動する所が欲しい。

③一人暮らしに向けた準備のための支援を受けたい。

というものでした。

先ずは、「①自分の悩みを相談できる場所が欲しい。」について。

悩みを相談するといった場合、医療的な支援を考えてしまう場合が多いですよね。

精神科や心療内科での心理カウンセラーによるカウンセリングとか。

「でも、保険がきかないから自分の経済状況では難しい…」

そんな思いをした方もいらっしゃると思います。

しかし、福祉のサービスの中で自分の悩みなどを相談できる場所があるのです。

例えば、横浜市の「精神障害者生活支援センター」です。

この施設は、横浜市の各区に1か所ずつあり、登録すれば利用ができる施設です。

利用可能な時間も長く、一定の料金を払って夕食を食べられるところもあります。

その他にも、障害者後見的支援制度に基づく事業所などもあり、様々な相談にも乗ってもらえます。

こういった施設の方は、福祉のプロの方ですので、心強い味方になってくれるはずですよ。

「②就労までの間に活動できる場所が欲しい」についてですが、

公共の施設で料金がかからずに利用できる場所は多くあります。(図書館など)

その他横浜市には障害者をもった方が無料もしくは割引料金で利用できる施設が充実しているのです。

新横浜にある「らぽーる」という体育施設では、無料で利用できるものが多く、

ボーリングなど一部有料のものもありますが、比較的安く利用することができるのです。

ここまで、参加した方の意見から、障害者として受けられる支援や

利用できるサービスなどをご紹介いたしましたが、これらはほんの一部です。

これ以外にも多くの支援を受けることができます。

必要としているけれど、制度上のサービスとして存在しないものも、もちろんあります。

ただ、支援の手は様々な形で差し伸べられています。

そこで大切なのは、その支援の手をつかむことなのです。

自分にとって必要な支援を把握し、その支援を適切に受けることで、

安定した社会生活を送れるようにしていきましょう。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477