こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
今日は昨日よりも最高気温が10℃近く上がって温かい1日になりましたね。
1週間の内でこれだけ寒暖差があると、体調にも影響がありますよね。
「寒暖差疲労」という言葉もあるくらいですから、
こういった季節の変わり目には、無理をせず、体調管理を優先していきましょう。
本日のciao
ciaoセンター南では、本日からまた新しい作業が始まりました。
今度の作業は「ボールペンの組み立て」です。
新しい作業が入ったことで、皆さん意欲的に訓練に取り組んでいる様でした。
ボールペン組み立て
本日の1コマ目には皆さんにボールペンの組み立てに取り組んでいただきました。
皆さん、メモを取る習慣がついてきている様で、
説明を受ける際には、皆さんメモ帳とペンを持参していましたね。
先ずはボールペンの部品の名前についての説明です。
仕事を行う上で、作業に使う道具や資材の名前を性格に覚えるって実は大切なんですよね。
それを確実に覚えないことには、正確な順序で作業を行うことができませんからね。
今回は、ボールペン本体、リフィル、バネ、口プラの4つを使って組み立てることとなりました。
作業を始める前に最も大切なことは、適切な準備ができていることですよね。
大抵、作業を行う際には、身だしなみや作業を行う場所に関しての基準があったりします。
今回もいくつか基準があり、作業を始める前に手を洗ってもらうなどの準備をしていただきました。
案外、こういった準備が作業に対する適度な緊張感を持たせてくれるんですよね。
いよいよ作業開始です!
リフィルを本体に差し込み、バネを取り付け、口プラを本体を回しながらつけていきます。
単純なようですが、力加減が難しいんです。
口プラを占める際に、緩すぎてもダメだし、逆にきつく締めると部品の破損に繋がってしまいます。
自分で力加減を知っていくしか無いんですよね。
初めのうちは、その力加減が分からずに皆さん悩みながら作業を行っている様でしたが、
これまでの作業で培われた作業に対する適応力で、段々とコツをつかみ始めている様でした。
新しいことができるようになったことが作業に対する意欲にも繋がったようで、
訓練時間を延長して取り組む方もいらっしゃいました。
新しい作業を通して皆さんが就労に対しての自信をつけるきっかけになってもらえると嬉しいですね。
プレワーク「面接のポイント」
来週に合同面接会を控え、今回のプレワークでは面接のポイントについてお話させて頂きました。
皆さんは実際に障害者雇用の就職面接を受けたことはありますか?
私もこれまで多くの面接に同行させて頂きましたが、
障害者雇用の際の就職面接と、一般雇用の就職面接では面接官の見るポイントが大きく違うのです。
では、障害者雇用の際にはどのようなことが質問されるのでしょう?
私の経験では8割が本人の障害やそれに対して必要な配慮及びその方の得手・不得手です。
一般の面接で聴かれることなど、ほとんど質問されません。
なぜなら、それらは企業にとって重要ではないからです。
ある企業の方に、障害者を雇う上でもっとも心配していることは何かを聞いたことがあります。
その方が言うには「職場を壊されること」が一番の心配だと話していました。
これが企業の本音なんですよね。
ですので、面接で最も重要なポイントは「嘘をつかないこと」なんです。
自分の障害や必要な配慮に関して、客観的に十分に理解し、それを偽りなく伝える事が必要なのです。
就労を目指したい方は体調管理などと共に自分の障害に対する理解を優先してみてくださいね。
そうすることで自分が進むべき道が開けてくるかもしれませんよ。
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26
ビクトリアセンター南304
TEL:045-900-1477