こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
本日は昨日とは全く違う暑さとなりましたね。
日本の梅雨を代表する、このじめっとした暑さ。
最高気温は昨日よりも5度近く低いのに、体感温度はかなり暑く感じますよね。
湿度が高いと汗をかきにくくなり、体温調節が効きにくくなりますからね。
くれぐれも熱中症などにならないよう体調管理をしっかり行っていきましょう。
本日のciao
本日は通所した皆さんが就職を目指して応募書類の作成などにあたっていましたよ。
集中して、皆さん真剣そのものでした。
応募書類作成
今、ciaoセンター南では、多くの方が個別訓練の時間を利用して応募書類の作成に取り組んでいます。
応募書類は、自分自身をアピールするための書類ですから、簡単に書けるものではありませんよね。
当事業所で書類の作成に取り組んでいる皆さんも、なかなかスムーズには進んでいません。
その大きな要因になっているのが、自分の障害についての項目です。
私たちの事業所では、履歴書と職務経歴書のほかに、
「私の障害について」という書類を別で作成しています。
障害名や手帳を取得した日、発症した経緯などです。
特に皆さんが頭を悩ませるのが、「自分の得意な業務」と「必要な配慮」です。
なぜか皆さん「苦手な業務」に関してはすぐに答えられるんですよね。
自分の得意なことや、自分の障害特性を補うために必要な配慮というのは、
徹底的に自分と向き合って、自分のことを知ろうという努力なしにはわかりません。
就労移行支援事業所に通所し応募書類を書くまで、
多くの障害者の方々がこのことに向き合ってきた経験がないようなのです。
「障害者はかわいそうだから、守ってあげなくちゃ。」といった
支援者本位な対応を受けてきてしまったんでしょうね。
障害を持っていてもいなくても、自分自身がどの様な人間で、
社会生活を送るうえでどの様なことに注意をしなくてはいけないかを知ることは非常に重要です。
就労をめざす皆さんには、自分のことを出来るだけ理解し、
自分にとって本当に必要な配慮を知って、周囲に協力をしてもらえるようになって欲しいですよね。
残念ながら、一般社会では「障害者なんだから、受け入れてもらえて当然でしょ。」
なんて甘ったれた考えは通用しません。
応募書類作成をきっかけに、しっかりと自分の抱える障害を理解し、
適切な配慮を得て社会に参加して頂きたいですね。
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26
ビクトリアセンター南304
TEL:045-900-1477