皆さんは、軽作業というとどんなことを想像しますか？
例えば「検品」や「軽量の荷物運搬」などが上がると思います。
その分類の中に、こういった袋詰め作業なども入っており、
とても簡単そうに見えて、とてつもない集中力を使うんです。
というのも、私自身が実際に体験してみて感じた「実体験」ですので、
得意な方は流れるように作業されるかも知れませんね。「自分、不器用なもんで」とはよく言ったものです。
ところで、集中力と言えば、よくファミリーレストランなどで勉強している学生さんを見かけますが、
あの勉強方法にはちゃんとした根拠が基づいているのをご存じでしょうか？
実は、静かすぎる場所（50デシベル以下）の環境は、
逆に小さな物音などに気を取られ、少しざわついている場所（70デシベル前後）の環境は、
想像力を働かせたり集中力を高める効果があると、海外の実験で証明されているそうです。
実際、就業されている方はご存じかと思いますが、職場とは音が溢れる場なのです。
その中で集中力を保ちつつ作業を行っていくとなると、障害を持った方の中には、
音が引き金で体調を崩される方もいらっしゃるのです。
ここ就労移行支援では、なるべく一般企業に近い形で意識することで、作業内容は違くとも、より近い環境下で
作業を行っていき、状況に慣れるように意識しています。
ちなみに、職員である私の方が集中力が無くて恥ずかしくなりました…
工場や作業所で行われる業務の殆どが同音環境の為、就労移行支援の事業所内で、
「音」に対する態勢持つことも大切なのです。
鍛えるのは態勢だけではなく、コミュニケーションスキルの向上も計っており、お客様通し、職員と、全体と
会話することで、他者とのコミュニケーションを取るのも大切なんです。
就労移行支援事業所 ciaoセンター南
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