はじめまして

今年の一月からciaoでお世話になっている田中と申します。

就労移行へ辿りついた経緯は、確かハローワークの職員の方に「こういう所もあるよ。」という様な形で紹介され、帰り際リーフレットを幾つか貰い、その中から歩いて行けるciaoを選びました。

私の障害名は、「強迫性障害」です。

病院へ通い始めた頃は「うつ病」も併発していたのですが、そちらの方は磁気治療や投薬治療によって治りました。しかし、強迫性障害だけはどうしても治らず、生き地獄でした。

というのも、何をするにも数字が気になってしまい、集中力が欠け、恐らくは不安から来る強迫的衝動に振り回され、時間がかかってしまうからです。おかしい、と思っていても止められないのがこの病気の厄介な所です。

アルバイトは勿論、日常生活にも著しい支障をきたしていました。その為、考えなければならない自分の進路を放っておいて、日々の仕事をどうやって乗り切るか・仕事の反省、とアルバイトの事で頭が一杯になっていました。

私が強迫性障害に陥った原因としては、アルバイトでのストレス、不規則な生活習慣、或いは大学卒業後から定まっていなかった進路の悩みも、あったかも知れません。

しかし今振り返ると、約十年前から「おかしな症状」はありました。自分でも、既に病院へ行くレベルだと感じていたのですが、只、心療内科や精神科に行く勇気がなかったのです。

それでも限界を感じ、病院に行きアルバイトを辞める決心をしました。

次に病院についてですが、最初は何とか自分で見つけた病院へ通ったのですが中々治らず、今度は父の薦めで行った病院では「前の病院の先生を信じて治療を続けて下さい。」と言われてしまいました。

それでもまた父の薦めてくれた別の病院へ行きました。そうした所、投薬内容が大幅に変わり今では薬の影響が大きいと思いますが、殆ど健常者の様に過ごしています。

尚追記すると、先程振り返ると十年前と書きましたが、実は小学三年・四年また高校生の頃も強迫的観念に悩まされていました。その時は自然と治りました。もしかしたら源流はそこら辺にあったのかも知れません。

ciaoではパソコンのスキルを上げる為、今はエクセルを勉強しています。後々はワード・パワーポイントも学びたいです。

目標はどこに行っても恥じないパソコンスキルと、簿記の知識が少しでも活かせる仕事をする事です。具体的な志望業種が定まっていないのが悩みです。

私は、「人間万事塞翁が馬」という言葉が好きです。意味は、「良い事も後には悪い事になる。反対に、悪い事もまた後には良い事になる。」と言うものです。私はこの言葉を肯定的に捉えて、後者の方を意識しています。いつか、これ迄の経験が良かったと思える日を願って。

◎その他座右の銘:「天は自ら助くる者を助く」「艱難辛苦、汝を玉にす」

        「見たモノを全てと思うな(タイの諺)」

◎好きな事:AFN(am810)ラジオを聴く事、youtubeでMVを見る事、ショッピング(買い物依存症気味ですが笑)、読書

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