ラジオ体操講座・問題解決法@問題解決療法とは

こんにちは!

チャオの三上です。

 

10月らしいというか、ちょっと飛び越えたような気候となりましたね。

収納タンスを開けたり閉めたりを繰り返したので、そろそろ落ち着いたと思うことにしました。

今週は雨が続きますが、どうぞ体調に気を付けて過ごしてくださいね。

 

本日のチャオ

AM 健康講座

チャオに来てくださった方、大抵の方は「こんなのやってるんだ~」と驚かれます。

チャオでは開所前の自主トレとしてヨガを取り入れており、その後に更にラジオ体操も行っております。

来てくださっている方たちも「朝から動くと目が覚める」と評判で、今ではすっかりと定番です。

さてその体操ですが、しっかりと出来ているでしょうか?

実は、何となく手を伸ばしたり動作を真似たりする方が多いのではないでしょうか。

<図解>ラジオ体操第一 -かんぽ生命

こちらを参考にすると、一行程ごとに注意点が多く動作もキビキビとしたものが求められています。

更に動作も全身運動であることから、たった3分程で12kcalも消費するそうです。

ちなみに1分あたりの消費kcalはウォーキングより高いそうです。

ラジオ体操の消費カロリーが意外と多かった?

 

今回は全部行うのは大変なので、一部を抜粋して真剣に取り組んでみました。

室内はまだ暖房を使わず、少し肌寒いくらいだったのですが、終わるころには皆さん「暑いから窓開けよう」と言っていました。

毎日行うことで、真剣に取り組むことで多大な成果が上がる実例にもなると思います。

最後はラジオ体操第四?を見て、これは無理だねーと和んで終わりです。

 

PM 雑学講座

日ごろから何がテーマとして出てくるのか、講師も何を説明するのかをギリギリまで考えながらする講座ですが、今回は珍しい視点からの雑学をご紹介いたしました。

認知行動療法の一つに 問題解決療法 Problem-solving Therapy:PST というものがあります。

〇〇療法や英字で書かれると非常に小難しいものと捉えられてしまいがちですが、実際はそこまで複雑でもないと思っています。

詳しくはお題でまとめさせていただきますが、今回の雑学テーマとして

「問題解決方法」

ということに観点を置いて、最近流行っている考え方をご紹介させていただきました。

10歳でもわかる問題解決の授業-苅野進という本の中で、SCAMPERという発想方法が紹介されていました。

問題について8つの視点からアイデアを出して考えてみようという内容となっており、例もご紹介されています。

今回はその視点を使い、開業以来19年間赤字だったハウステンボスは、なぜ半年で黒字化したのか

という実例や「100円のコーラを1000円で売る方法」を当てはめて考えてみました。

今回行ってみると、聞いてくださっている方から別な視点のアイデアも飛び出し、

「それもいいかもしれないですね!」なんて話をしながら楽しく講義をさせていただきました。

 

雑学は時世などで紹介する内容が異なります。

ぜひ、見学にお越しください。

 

 

お題:問題解決療法

上でも少し触れましたが、問題解決療法という治療法があります。

もちろんチャオでは治療は出来ませんので、参考にしながら考え方をご紹介する形となりますが。

問題について悩むとき、皆さんはどう悩まれますか?

あれがしたいけど、こうだからダメかな・・・。

これが欲しいけど、きっとこうなるかな・・・。

などなど、非常に漠然としたマイナスなイメージで諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

問題解決のメソッドは、考える順番をしっかりと理解した上で、土台から考えて行く必要があります。

上記問題解決療法のURLにも乗っていますが。

1、問題について積極的な姿勢をとる

2、現実的で対処可能な問題であり、それに対して達成可能な目標を設定する

3、可能かなぎり多くの解決策を考える

4、解決策の中から「有効性」と「実現性」が高いものを抽出する

5、有効性の高い解決策を実行し、適切に評価をする

という順番となります。

1回で解決が出来れば最良ですがなかなかそうはいかないので、

5で適切な評価をしたうえで再度考えていく、いわゆるPDCAサイクルを繰り返すことで、

問題点もより明確化され、何をどうしたらいいのか理解できると考えられます。

PDCAサイクルとは?なぜ回らないの?PDCAの具体例と3つのコツ

今のビジネスシーンでは少し古い考え方になりつつもありますが、いまだに有用に使えるこの対処法。

本日ご紹介した問題解決法と解決療法と組み合わせることで、より分かりやすく実用が出来るのではと考えています。

 

ある問題について、

問題解決方法を利用し考え、問題解決療法に従い実行し、それをPDCAサイクルで回す。

しっかりとチェックをし、それが対処できる問題だったのか、適切な目標だったのかを再度見定める。

実は、ここに第三者を入れても構わないのです。

ぜひ、チャオや他の支援機関も含めて、一人で悩まない輪(サイクル)が作れればと思います。

チャオも皆様を応援しております。

ご興味がある方、ぜひ見学・相談にお越しください。