外出イベント(伊勢佐木寄席)@人が関わりあう「楽しさ」 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今日は昼過ぎから冷たい雨がぱらつき始め、

本格的な冬の到来を感じさせる天気となりましたね。

寒さに負けないよう、しっかり体力をつけて冬を乗り切りましょう!

外出イベント(伊勢佐木寄席)

本日は外出イベント第3弾!!

伊勢佐木モールで毎週木曜に開催されている「伊勢佐木木曜寄席」に行ってきました!

この伊勢佐木寄席は日本独自の話芸である「落語」を

明治・大正・昭和の時代に多くの芝居小屋や寄席があった伊勢佐木町で

味わってもらおうと商店街振興組合が企画したイベントだそうです。

無料で生の落語が楽しめるということで、毎回立ち見が出るほどの人気があるそうです。

今回、私たちも時間に余裕をもって会場に入ったのですが、

すでに場所取り合戦が始まっていました。

日本の伝統的な芸能を楽しむ方がたくさんいるというのはなんだか嬉しい気がしますね。

 

さて、本日のお題目は「崇徳院」。

若旦那が恋煩いで寝込んでしまい、出入りの熊さんが相手の女性を探し回る話で、

時間にして30分くらいでしたが、噺家さんの話芸に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていました。

噺家さんは、一人で何役もこなし、観客に様々な情景を思い浮かばせる。

これまでの伝統と、噺家さんの大変な努力がなしえる技ですよね。

今回、私は初めて落語を寄席で聞いたのですが、非常に楽しい!

日常的にはあまり接する機会がありませんでしたが、

最新技術を駆使したエンターテインメントとはまた違った、

深みのある娯楽を楽しむ貴重な機会になった気がします。

今回参加された方々も、外出し、伝統的な芸能に触れる今回のイベントを

満喫してくださったようでした。

 

人が関わりあう「楽しさ」

現代を生きる私たちにとっては娯楽といえば、テレビや映画、ゲーム、カラオケなどなど、

何らかの道具を媒体にしたものが多くなっている気がします。

一方で、今回私たちが楽しんだ「落語」のように、ほとんど道具などを用いずに、

人が芸で人を楽しませる、そういった娯楽もあります。

実際にところ、私たちが「楽しい」と感じる時というのはどんな時なのでしょう?

こころから笑ったり、思い出となって残っていたりするものには、

大抵、人がかかわっているような気がします。

一緒になって楽しさを共有したり、自分を楽しませてくれた人がいたりと。

人間関係が希薄になってきているといわれる今の時代に、

人が直接人を楽しませたり、人と人とが楽しさを共有できたり、

そんな娯楽がこれから見直され、広がっていくと、人の笑顔につながるのかもしれませんね。

 

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