こんにちは、チャオの三上です。
この時期はどうしても年末まであと幾日と考えてしまいますね。
だらだらと正月を過ごさないためにも、「充電期間に何をするか」というキーワードで考えなければいけませんね。
しっかりと休むことももちろん大切なのはお忘れなく。
さて、本日のチャオですが、
ルート検索
仕事をするという事は、常に時間を意識しながら業務に当たることになります。
社内だけでなく、外に出て人と待ち合わせをすることもあるかもしれません。
自分ではなく、他の人が行くためにルートを調べることを依頼されることもあります。
依頼されたときに、正しい情報を調べられますでしょうか。
駅から駅の検索をすることはあっても、そこからのルートがどうなのか。
調べ方は千差万別、どんな方法でも構いません。
ですが、そこに「仕事」という視点を持ち、しっかりと確認できるかが肝心です。
待ち合わせに対し、どれだけ時間の猶予を取るか。
到着をギリギリに設定してしまうと、何かトラブルが起きてしまった時はどうでしょうか?
実際やってみないと学べませんので、今回はお題を出して皆さんに調べていただきました。
チャオ会議
来週の忘年会について、最後の意見集約を行っていただきました。
忘年会では誰がなにを担当をするのか。
初めての職員以外が主導をするイベントということで、1か月近く会議を行い、本日ついに工程までを含めて決めることができました。
時にはお互い譲り合い、時にはお互いの意見をぶつけ合い…良い会議ができていたように思います。
あとは当日のお楽しみですね。
一体どんな素敵な会になるでしょうか♪
忘年会の様子は来週の金曜日、ご紹介いたします!
お題:雨男・雨女
皆さんの中には「私、雨男(女)だから出かけると雨が降るんだ」と思っている方、いらっしゃいませんか?
かく言う私も冗談めかして「私は雨男です」なんて言ったりします。
もちろん中には雨が好きな人もいらっしゃると思います。
私も雨の音だけで一日過ごせますし、雪を踏む音でも幸せになります。
ですが、大半の方は雨が降ると雨が降ると洋服や、仕事のことを考え憂鬱になってしまうんじゃないでしょうか。
さてさて、ではお題に戻って「雨男・女」という認識について少し考えてみましょう。
自分がそうだと思っている方は、例えば「出かけるたびに雨が降る」や「行事に参加すると雨」という風に認識されていると思います。
もしかしたら、たまたま本当にそうなってしまう方もいるかもしれません。
決してその事象を否定するわけではなく、単純にそういうタイミングの方もいらっしゃるだけです。
統計的に言えば、例えば東京ですと年間で雨が降る日が何日かというと、113日あったそうです(2012年)。
つまり3日に1回程度で雨が降っているわけなんですね。
もちろん梅雨の時期や台風なども影響して、連続となる日もありますが。
それがたまたま出かけるタイミングと重なっただけで、決して自分のせいで雨が降ったわけではないんですね。
3日に1回って意外と多いですね。
では何故、自分が「雨男・女」だから自分のせいで雨が降ったと思ってしまうのか。
心理学用語で「確証バイアス」という言葉があります。
簡単に纏めますと、
何かを検証する際に、自分にとって都合の良い意見ばかりを集め、否定的なものは無視・除外をしてしまう考え方
となります。
つまり、出かけるたびに雨が降る=私は雨男・女だからしょうがないという認識に繋げたいがために、他の天気の日のことは除外をしてしまう。ということですね。
下手すると「曇りで雨が降りそうだから、私は雨男・女」だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
確率というのはある種平等です。
正しく分析をしていくと、データはちゃんと収斂していきます。
ですが、そこにバイアス(偏り)がかかることにより、率としては低い方が自分にとって多い印象を持ってしまうことがあるわけですね。
これは雨だけに限りません。
肯定的に見るならば「私は仕事のときにこうすると成功しやすい」や「一日の始めにこれをすると運気が良い」という事だったりします。
いわゆる言を担ぐと呼ばれるものです。
そう思うことでポジティブに捉えられるのであれば、それはそれで問題ないとは思います。
逆にネガティブ(否定的)なものですと「私がやるといつも失敗してしまう」や「自分がやってもうまくいかないからやらない」などがあると思います。
どうでしょう、それは本当にいつもですか?
何回中の何回でしょうか?それはあなたのせいですか?手順や動作を改良することで対処できませんか?
そう思うことで、自分が失敗するのは仕方ないとあきらめていませんか?
記憶にバイアスがかかるのは無意識化のことなので、仕方がないことではあります。
そう思うことで安らぐ気持ちがあるのであれば、それは良い効果だと思います。
ですが、それをハードルにしていませんか?
人間、自分では気が付かないことは多いです。
私も人のことは言えません、気が付かないうちに偏っています。
ただし、自分がそうなっているということが理解できているかが肝心です。
そのためには第三者の存在が必要となることもあります。
仕事で最低限求められることは、
・休まずしっかり通えること
・指示されたことを確実にこなすこと
・挨拶がしっかりとできること
そのためには、自分がどういった人間でどういうことが得意なのか、不得手なのかを知ることも要素に含まれます。
自分はそう思っていても、他人から見ると違うこともままあります。
自分を知るとはよく言いますが、客観視して自分のことを教えてくれるのは、やはり適正な第三者の意見というのが一番分かりやすいことかと思います。
チャオでは就労に向け本人がどういったことが得意なのか、本人と一緒に共通の理解へと深めていきます。
ぜひ、体験・見学にお越しいただき、個々に合わせたプログラムをご覧いただければと思います。
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