今年最後の訓練。皆様の笑顔が素敵な1日となりました! 桜井

こんにちは。

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今年5月に開所した当事業所も、今年最後の営業日となりました。

本日も皆さん元気に通所してくださり、笑顔や笑い声のあふれる1日となりました。

本日のチャオ

本日は今年最後の訓練ということもあり、皆さんには来年に繋げるために

1年の区切りをつけるということを意識して訓練取り組んでいただきました。

講座の内容も振り返りや課題の見つけ方などにもふれさせていただきました。

「振り返り」

今回のプレワークでは「振り返る」ということについて見直してみました。

日常を振り返るということと、仕事などで振り返りを行うということは、

少しちがったものになってくると思います。

仕事においては目標や自分に与えられた業務の結果から、

自分の行動や自分の立てた計画を見直すことが振り返りをするということになるでしょう。

振り返りをすることが苦手、何も思い浮かばないという方の中には、

目標や自分にとっての課題が適切に設定できていないように感じます。

仕事を上手くすすめたり、自分が目標を達成するため、更には自分を成長させるためには、

計画を立て、実行し、結果を振り返る、そういった過程がたどるのが良いですよね。

私は高校1年生の時に、担任の先生からPlan→Do→Seeという言葉でその大切さを教えていただきました。

近頃では、PDCAサイクルという概念として、会社の新人研修でも教わるようです。

来年1年を有意義に過ごし、目標である就労に結び付けるためにも、

自分の思い付きではなく、適切な目標や課題を持ち、行った結果を振り返り次に結び付ける、

日々の訓練の中でそのような姿勢を身につけていきたいですね。

よろずの相談室「課題を見つける」

午前中のプレワークを受けて、講座に参加された方から

「課題をどのようにして見つけたらいいのかわからない」

という質問をいただきました。

自分自身の課題を自分一人で見つけるのはなかなか難しいことだと思います。

そこで、支援を行う中で行っている過程を「課題」を見つける方法として提案させていただきました。

当事業所に通う皆様は、何かしら目標や自分なりの理想をもっていらっっしゃいます。

ただ、目標や自分の理想と現在の自分との間には少なからずギャップがあります。

その埋めるためにやらなくてはならないこと、それを「課題」として提案させていただきました。

私としては、課題はできるだけ具体的で、実現可能な方がいいと思います。

自分にとっての課題があまりにも抽象的で、実現は困難なものだとしたら、

取り組むのにかなり勇気が必要ですし、取り組む前に嫌になってしまいますよね。

年が明けて年初めに1年の目標を立てる方もいらっしゃると思います。

その目標が達成できるよう、自分にとって適切な課題を設定してみてくださいね。

自分の目標や課題がうまく設定できないという方は是非職員に相談しください。

1年を有意義に過ごせるような目標や課題を一緒に考えていきましょう!

 

今年を振り返って

5月に開所してから8か月が経ち、通所してくださる方も少しずつ増え、

私たちの事業所も就労移行支援事業所として本格的に稼働し始めています。

これまでお客様の「笑顔」と「健康」を一番に考え支援に取り組んでまいりました。

地域のニーズや障害福祉サービスの現状など何もわからないまま、

手探りでの支援ではありましたが、お客様の笑顔をたくさん見ることができたと感じています。

これも当事業所を気に入ってくださり日々訓練に取り組んでいるお客様や

地域で障がいをお持ちの方を支えている関係機関の皆様おかげだと思っております。

誠に感謝しております。

まだまだ未熟な私たちではありますが、お客様の「笑顔」と「健康」を

第一に考え、就労に向けた支援に誠心誠意取り組んでまいります。

来年も就労移行支援事業所ciaoセンター南をどうぞよろしくお願いいたします。