こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
本日も青空が広がり、気持ちの良い日差しが降り注いでいましたね。
しかし、風が強くて冷たい。
日中と昼夜の寒暖差が大きく、乾燥していて風邪をひきやすい季節となっていますので、
加湿をする、暖房器具を適切に使うなどして、体調管理はしっかり行っていきましょう!
本日のチャオ
本日は新しい体験の方もいらっしゃり、また違った雰囲気の1日となりました。
皆さんが通所してくださって、元気な笑顔が見れるのは非常にうれしいことですね。
今日も訓練時間には集中し、休み時間には笑い声のあふれる、
そんなメリハリのある1日となりました。
プレワーク「こんなときどうすればいいいの?」
本日のプレワークでは、働くにあたって、疑問に思っていることを
お客様から教えていただき、それに対して答える形で講座を行いました。
1つ目は「常に指示がないと、どうしたらいいのかわからない」という話でした。
その方は、職場の状況を見て、自分がすべきことを考えて行動することが苦手ということでした。
以前アルバイトをしていたところで、働き始めて1か月たったころに
手が空いたので「何をしたらいいですか?」と聞いたところ、
「自分で考えなさい」と言われてしまったそうです。
障がいをお持ちの方の中には、状況判断をするということが苦手な方もいらっしゃいます。
ですから、あまり悲観的になりすぎない方が良いかと思います。
指示があれば仕事がこなせるのであれば、職場でそれは十分戦力になりうる可能性があります。
逆に、自分の判断だけで勝手に行動してしまう方が問題ですからね。
障がいの特性ゆえに、同じような悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
ただ、始めから仕事のプロはいません。最初は皆、初心者なのです。
今、自分にできないことに対して悲観的にならずに、できることを一つ一つ増やしていきましょう。
それが就職への最も確実な歩みとなるはずです。
2つ目は「言ってはいけない一言を言ってしまったらどうすればいいでしょうか?」という質問でした。
正直なところ、言ってはいけないことを言ってしまった時点でアウトですよね。
謝ることで水に流してくれる方もいれば、酷い仕打ちを受けてしまう可能性もあります。
とはいうものの、全てはその発言をした自分の責任なのです。
そうならないためにも、ビジネスマナーを学ぶなどして、
日ごろから発言に気を付けていくことが大切ですよね。
「口は災いの元」ということわざもあるくらいですから、発言には気を付けていきたいですね。
なんでも相談室
相談内容の分野が多岐にわたっているために、前回から「なんでも相談室」となりました。
今回の相談は「変な夢を見るのですが、どいうことですか」
「アレルギー体質を直すにはどうしたらいいですか?」
「洗濯ものに他の洗濯物の繊維が絡んでしまうのですがどうしたらいいですか?」
「寝つきが悪いんですけど、どうしたらいいですか?」
という全く異なる4つが上がりました。
本日参加された皆さんとともに検討していき、それぞれに参考になる話を聞くことができたようでした。
私たちは日常を生きる中で、多かれ少なかれ悩みや疑問を抱えていると思います。
しかし、そういったことを相談する相手がいないと感じていたり、
相談したら迷惑なんじゃないかと遠慮してしまっていたりするように思えます。
一人で考え込んでしまったり、些細なことでも頭の片隅に引っかかっていると、
何となくすっきりしないですし、気分も良くないですよね。
ですから、些細なことから本気で思い悩んでいることまで、気軽に相談してください。
毎週木曜13:10から開催していますので、ご興味を持ってくださった方は是非!
「ひとりの人を理解するまでに」
本日の新聞にこんな言葉を見つけました。
「ひとりの人を理解するまでには、1tの塩を一緒になめなければならない」
これは伴侶であれ、友人であれ、ひとりの人を理解するには、
嬉しいことや悲しいことなど多くのことをともに経験しないといけないということなのだと思います。
私たちの仕事は、相手を理解し、支え、目標に向かって歩みを進めるお手伝いをすることです。
1tの塩を一緒になめるような経験をともにすることはできませんが、
真摯に向き合い理解する姿勢を常に持ち続けることの大切さを考えさせられる1文でした。