「すみません」よりも「ありがとう」 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

立春を過ぎ、暦の上ではもう春ですね。

外の空気はまだまだ冷たいですが、

日差しの暖かさはだんだんと春らしさを増してきていますね。

今週も寒い日が続くようですが、寒さに負けずに訓練に取り組んでいきましょう!

本日のciao

週の始めというのはなかなかペースが作りにくいものですね。

休みから仕事に意識を切り替えるためのルーティンなどがあるとよいのかもしれませんね。

本日もciaoの皆さんは集中して訓練に取り組んでくださいました。

軽作業訓練

週間プログラムを少し変更し、今週からは月曜日の午前中に軽作業訓練を行いました。

本日の作業ははコインランドリーで衣類を乾燥させる際に使うソフターシートの箱詰めです。

長い間お仕事をいただいているので、作業をする方の作業スピードもかなり上がってきています。

かといって、作業が雑になっているわけではなく、丁寧にかつ早くなっているのです。

最も長くこの作業に取り組んでくださっている方の話では、

結局、丁寧に作業を行うことが、作業の速度を上げることに繋がるということでした。

傍から見たら、単純な箱詰め作業かもしれませんが、

仕事の本質というのはどんな仕事でも変わらないのかもしれませんね。

真摯に自分の与えられた仕事に向き合い、丁寧に仕事を行うことはやはり良い結果につながりますよね。

また、自分だけの作業のしやすさや正しさをもとに作業を行っても全体としては上手くいきません。

自分の立場や技量などをしっかりと理解した上で、今の自分の役割は何なのかを

適切に把握することが大切になってくると思います。

同じ作業でも、自分の意識次第で得られるものは大きく変わってきます。

そして、自分を成長させられるかどうかも自分自身にかかってくると思います。

これからも、通所される方が成長できるきっかけをつかめるような訓練を考え、

実践していきたいと思っていますので、興味が湧いた方は

是非一度、事業所を見に来てみてくださいね。

自分を大切にするために

本日のテーマは自分の使っている言葉について。

これは私の持論になるのかもしれませんが、私は「人の考えの傾向は文章や話し方に出る」

また逆も然りで、「書く文章や使う言葉が人の考える傾向を作る」と考えています。

実際に、通所されているお客様の中でも考え方が変わってきている方は、

日々、日報に書いていただいている文章が変わってきています。

また、文章の書き方を変えていただいたことで考え方が変わってきている方もいらっしゃいます。

そんな経験もとに、本日は自分が使っている言葉について皆さんと振り返ってみました。

職員の日報や過去に自分自身が書いたものを読んでいただいたのですが、

その中で、気付くことが少なからずあったようです。

普段、私たちはあまり意識せずに文章を書いたり、話をしたりしていますが、

それが自分に及ぼす影響というのは、実はかなり大きなものだと思います。

自分自身の考え方を変えてしまったり、人間関係を良くも悪くもしてしまったり。

ついには、人生を大きく変えるきっかけを作ってしまったりするかもしれません。

慎重になりすぎる必要はないのかもしれませんが、ふとした時に意識してみるといいかもしれませんね。

「すみません」よりも「ありがとう」

本日の講座の最後に、使う言葉について、一つ皆さんに提案をさせていただきました。

それは「すみません」や「ごめんなさい」を多く使うよりも、

「ありがとう」を増やしましょうということです。

「ありがとう」と言われて、不快な思いをする方は多くはないと思います。

そして、「ありがとう」と言うことで、自分自身が何かに感謝する気持ちが生まれると思います。

当事業所が「ありがとう」で溢れ、事業所にかかわる人同士が互いに感謝し、尊重し合える、

そんな事業所になれるよう、これからも私自身が「ありがとう」と言い続けていきたいと思います。