自己評価は「減点方式」ではなく「加点方式」で 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今日は非常に温かい1日となりましたね。

今週1週間は最高気温も20℃を超える日が続き、過ごしやすくなりそうですね。

しかし、急に何かを始めようとすると、心身ともについていかないこともあるので、

段階的に、自分のペースを崩さないように注意してくださいね。

新しい年度をいいかたちでスタートできるよう、しっかり準備していきましょう!

本日のciao

本日のciaoでは、欠席が続いていた方が復活し、久しぶりに笑顔を見ることが出来ました。

また、見学や体験の方がいらっしゃり、少し慌ただしかったものの、賑やかな1日となりました。

休み時間には、皆さんの笑顔が見られ、笑い声も事業所内に響いており、

体験に来られた方から、「和気あいあいとしていて、いいですね」という感想をいただきました。

年度の変わり目、季節の変わり目、ということで、

新しい仲間が加わって、更ににぎやかな事業所になる予感がしますね。

自分を大切にするために「自己受容」

これまで講座の中で、

「自分を大切にするためにはどうしたらいいのか」

「自分に自信を持つためにはどうしたらいいのか」

そんなことを皆さんと考えてきましたが、どちらの場合も初めの一歩となるのは、

「自分が自分自身を受け入れる」ということだと思います。

これまで、障害を持った多くの方の支援に関わらせていただく中で、

「自分に自信がない」「自分はダメな人間なんです」と言ったことを何度も聞いてきました。

今回の講座の中でも、自分に自信がないと答える方がいらっしゃり、その理由を聞いてみると、

「自分は年相応の仕事が出来ていない」

「やる前からできないと決めつけてしまうことがある」

ということを話していました。

自分を大切にしたい、自信をつけたいと思うときに、やってはいけないことの一つに

「他人と自分を比較する」ということがあると思います。

自分と他人を比較すると良いことなんて何一つないと私は考えています。

何らかの分野で秀でている人と自分を比較した場合、自信を失います。

逆に、自分よりも劣っていると考える人と比較すると、傲慢になってしまうだけです。

結局、他人と自分を比較することで、自信を失ったり、人間関係を悪くしたりしてしまうんですよね。

しかし、どうしても他人や自分を評価してしまうことはあると思います。

そんな時は、自分を「減点方式」で評価するのではなく、「加点方式」で評価してみてください。

「減点方式」で評価すると、これもできない、あれもできない、などと、

できないことばかりが自分の思考を支配してしまいます。

しかし、「加点方式」でいくと、できることを考える時間が増えますよね。

そうすることで、自分自身が前向きな気持ちになれると思います。

「加点方式」で考える際にポイントとなるのは、「できた」の基準です。

「生きている」、それを0として、そこに加点していってください。

朝起きられた、朝食を食べられた、ciaoに通所できた、挨拶ができた、こういったことでいいんです。

当たり前のように感じるかもしれませんが、これらをできない人もいますし、

毎日できるということは非常に素晴らしいことなんです。

自信がない、自分には何もできないと思っている方がいましたら、

試しに、自分がその日に「できたこと」をいくつでもいいので書き並べてみてください。

「できた」と思うことに関して、他人と比較する必要はありません。

そうすることで、少し気持ちが前向きになって、自分に自信がついてくるかもしれませんよ。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477