体で伝える自分のキモチ 藤原

こんにちは。

就労移行支援事業所ciaoの藤原です。

先週から桜も咲き始め春本番という感じですね。

ただ気温が高く暖かいというよりは暑いような気もします。

事業所内も先週に比べ薄着での来所が増えましたよ。

この時期は調節のしやすい服装が良いかもしれませんね。

本日のチャオ

毎週火曜日に通って下さっている方がブログを更新してくださいます。

先週からは職員の紹介を行ってくださっていますので、

ぜひ、ご覧いただければと思います。

対人スキル:しぐさが与える印象

先週の対人スキルでは、ノンバーバルコミュニケーションについて触れていましたが、

今回も触れていきます。

ノンバーバルコミュニケーションとは、仕草を通じて「感情」や「考え」を相手に伝えることをさします。

「カラダがどのような言葉を伝えているのか」を考えるとき、

全身を一度に見るのではなく、パーツごとに分けて見たほうがわかりやすいとのこと。

パーツとは「アタマ」「胸」「お腹」「腰」「足」「腕」の6つの部分になります。

「アタマ」とは目や口といった「顔」も含まれています。

頷きや首を横に振る仕草で自分の意思を表現する場合や、

視線を向ける方向によっては興味・関心のあるものが分かる場合もあります。

「胸」とはキモチの強さや意識の向いてる方向をさします。

会話をしている時に、アタマだけ向けられて話す場合と

胸も一緒に向けて話す場合とどちらが良い印象でしょうか?

講座の中で実際に行ってみたのですが、やはり胸も一緒に向けられている方が

印象は良いとのことでした。会話の最中には意識を話し手・聞き手の方に向ける様心がけたいですね。

「お腹」とは「胃袋」のあるパーツで、自信や強さを表します。

お腹を前に突き出して立つと鈍感でだらしのない印象を与えるそうです。

実際にお腹を出して立っている姿を示したところ、

「疲れているのかな」という印象を受けたようでした。

どちらにしても良い印象ではありませんね。出来ればお腹を出さずに立つことを心がけていきましょう。

「腰」とはエネルギーの源と言われているます。

全身で動くときにバランスをとるカギとなっているそうです。

日常動作でも、腰の安定した動きは自信とココロの落ち着きを相手に印象付けるそうなので、

腰から動くことを意識してみると良いかもしれませんね。

「足」とは歩いたり走ったりする際に活躍しているイメージですが、

コミュニケーションにも深く関わっています。

足が内側に向いていると自信がなく閉鎖的な印象があり、

歩くときや立っているとに膝が曲がっていると、だらしない印象になります。

足は全体的に伸びている方が綺麗で賢く見えるそうなので、

歩いているときや立っている際に、注意をしてみてくださいね。

最後に「腕」とは言葉を強調したり、ポーズに意味を持たせるパーツと言われています。

顔の前で大きく左右に振ると拒絶の意味を表しますし、

胸の前で腕を組むと考えいているような印象を与えるかもしれませんね。

話をしている時・聞いている時の手や腕の位置で、相手の持つ印象が変わってくるかもしれませんね。

講座の後半では上記の6つのパーツを実際に見ること、

そして自分の仕草が相手に与える印象について実際に体験して頂きました。

一人がテーマに沿って話をします。

聞き役の人は、肯定的な相槌や仕草と否定的な相槌や仕草の2パターン行います。

その後、相槌に入れ方や仕草によって話してはどう感じたかを話してみました。

肯定の相槌の場合には、話はスムーズに進めることができたかもしれません。

ですが、否定の相槌や仕草になるとなかなかうまく進めることが出来なかった様でした。

今回は、肯定・否定とわかっていたので否定の仕草の番とわかると、

聞き役の方から目をそらし自分が話しやすい様に心がけている場面もありました。

否定されるとわかっていても、いざ面と向かって否定されると、

やはり気持ちの良いものではありませんね。

仕草がどういった印象を与えるのか知る機会になったのではないでしょうか。

聞くときの姿勢だけでなく、歩く特・立っている時の仕草にも

気をつけていきたいですね。


就労移行支援事業所 ciao センター南

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