「あたりまえ」→「ありがたい」@「義務」→「権利」 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今日から4月も第2週目に入りましたね。

暑さや寒さも落ち着き、春らしい気温になってきました。

世間の雰囲気も手伝って、何か新しいことを始めたくなりますよね。

ciaoは本年度も立ち止まらず、常に新しいことに挑戦していきますのでよろしくお願いします!

本日のciao

本日も出席予定の方は皆さん元気に通所してくださいました!

毎日、皆さんの笑顔が見られるのは非常に嬉しいことですね。

ここのところ、個別訓練の時間の雰囲気がすごいんです。

皆さん、自分の課題に真剣に取り組むがゆえに、ほとんど私語はなく完全に集中しているんです。

現在、通所されている方のほとんどが、具体的に目標をもって、その達成に向けて取り組んでいます。

そういった姿勢が、お互いに影響し合って、良い雰囲気を作り出す要因になっているようですね。

軽作業訓練

最近の軽作業訓練では、完全にお客様が主役です!

私たち職員はほとんど手を出す余地がありません。

訓練の準備から、完成した製品の数の報告まで、全てお客様同士が協力し合って行っています。

以前、お客様から「自分たちに仕事をまかせてもらえるのは嬉しい。」という話があり、

できるだけお客様が主体で行っていただくようにしたら、

自然とモチベーションも上がってきたようで、皆さんどんどん作業の質も良くなってきました。

障害がある、障害がないに関係なく、自分が人から何かの役割を任されるということは、

非常に嬉しいことですし、人が生きていくうえで大切なことですよね。

特に障害をお持ちの方は「障害があるから」という理由で、

責任のある仕事をまかせてもらえないことも少なくないと思います。

当事業所の訓練で、自分に自信を取り戻すきっかけをつかんでいただけるよう

今後も様々な訓練を提供していきますので、よろしくお願いします。

自分を大切にするために「あたりまえ」→「ありがたい」

本日は、講座の冒頭で「あたりまえ」を「ありがたい」に変えようという話をいたしました。

先日、法事があり、その際に聞いた話なのですが、

どうしても今の世の中、多くのことを「あたりまえ」と考えてしまう傾向にあるようです。

しかし、人間が生きていること、毎朝目覚めることができていることなどなど、

これらのことは、様々な奇跡的な出来事の連続の上に成り立っているということを考えると、

非常に有難いことばかりなんだということでした。

これまで「あたりまえ」と思っていたことを「ありがたい」と思って日常を送ると、

日々が感謝の気持ちであふれ、人生をよりよく生きられるという話でした。

この話はある宗教法人の方が話していたことなのですが、

他の宗教においても、同様のことが教えとして語られていたり、

メンタルヘルスの分野でも紹介されていたりしており、

人間がよりよく生きるための一つの真理なのかなと思わずにはいられませんでした。

難しい話はさておき、多くのことを当たり前と思って過ごしている人よりも、

些細なことにでも感謝し「ありがとう」と口にしている人の近くにいる方が心地よいと思います。

自分自身の精神的な豊かさを得るためだけでなく、周りの人も笑顔にできるよう、

「あたりまえ」という考えは極力なくして「ありがたい」を意識したいですね。

おまけ:「義務」と「権利」

訓練が終わった後に、「自分にとってのストレスがなんだか分からない」という話をしていました。

その方は、ついつい頑張ってしまう方で、自分にしか関係のない目標に関しても

「目標を立てたからには達成しなければならない」「達成のために○○しなければならない」と

考えてしまい、自分を追い込んでしまう方です。

そういう方は、どうしても「権利」をいつの間にか「義務」にしてしまうんですよね。

自分の立てた目標が、達成の難しいもしくは達成するためには自分にとって負担が大きすぎる、

そういう場合もあります。

自分にしか関係ないのであれば、それは達成してもいい「権利」なので「義務」ではありません。

いつ手放してしまってもいいのです。

自分の頭の中が「○○すべき」「○○しなくてはならない」という考えであふれているなら、

それらを「○○してもいい」「○○した方がいい」そんな風に置き換えてみてくださいね。

それだけで、自分が自分自身を縛っていたものから少し解き放たれるかもしれませんよ。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター304

TEL:045-900-1477