具体的な目標は、自分をより活かすきっかけになる 桜井

こんにちは!

就労移行身事業所ciaoセンター南の桜井です。

今日は昨日に続き何となくスッキリしない天気となりましたね。

気温の変化も大きく、気圧の変動などもあり、こういった天気の急激な変化は

動物である私たちの心身に影響を与えますよね。

今週は安定しない天気が続くと思いますが、

しっかりと体調を管理しながら、日々を健康に過ごしていきたいですね。

本日のciao

本日は午後から障害者雇用促進センターにて職業能力評価の面接を受ける方がいらっしゃいました。

久しぶりの面接ということで、午前中の訓練の間も面接のことが気になっているようで、

訓練に集中しきれず、なんとなくそわそわしている様子でした。

当事業所も開所から1年が経過し、就労を意識される方も徐々に増えてきています。

就労に向けた適度な緊張を持ちつつも、楽しみながら日々の訓練に取り組んでいただきたいですね。

対人スキル「アイメッセージ」

ciaoでは毎週金曜日にお客様会議を行っており、皆さんが意見交換をする機会を設けています。

話し合いや会議の際に大切になってくることの1つが、

「自分の意見を相手にどのように伝えるか」ということだと思います。

そこで、今回は「アイメッセージ」をテーマに講座を行いました。

自分の意見を言うときに「私は」という主語を入れるか入れないかで、

その人が話す内容の印象というのは大きく変わってしまいます。

何か意見するときに「私は○○は××だと思います。」というのと

「○○は××です。」と言い切ってしまうかたちだと印象にどのような違いが生まれるのでしょう。

前者は、発言者一人の意見として受け取ることができますよね。

「Aさんはそんな風に思っているんだ。」と受け取りやすいと思います。

一方、後者だと、発言があたかも一般的な事実であるかのように聞こえますよね。

そうなると、何となく受け入れ難い気分になってしまうように思えます。

これらのことをもとに考えた場合、「私は○○は××だと思います。」という言い方の方が

話し合いや会議の際には、円滑に話を進めることができそうですよね。

ただ、これは、何人も集まって話をする際のことだけではありません。

1対1の場面でも非常に大切なことです。

「私は」という前置きを置くことで、相手を尊重し、相手の意見を聞くきっかけにもなります。

自分を尊重し、意見を聞いてくれる人とは、良い人間関係が作れそうな気がしますよね。

日本の文化的な背景として、「あえて主語をつけない」ということもあるようですが、

直接的なコミュニケーションの機会が減ってしまった現代においては、

主語をつけずに円滑なコミュニケーションをとるということは、ちょっと高度すぎますよね。

つい、相手に何かを押し付けてしまうような言い方をしてしまうという方は、

是非、このアイメッセージを試してみてくださいね。

目標をもって取り組む

本日の軽作業訓練は、諸事情がありまして、参加者が2人でした。

残っているソフターシートの箱詰めが残り300個。

ちょっと頑張ればできない数ではない!と思い、

お客様と3人で50分で全て終わらせることを目標として取り組みました。

目標を掲げたはいいものの、実際、その数を目にするとなかなかの数ですね。

しかし、参加された方々が、何とか目標を達成しようと、

いつも以上に集中して、真剣に作業に取り組んで下さいました。

その結果、見事300個の箱詰めは終了!

参加したお二人は、少し達成感を得ていたようでしたね。

何かに取り組む際に、漠然とした目標よりも、

具体的な目標を掲げたほうが、自分の力が発揮できることがあると思います。

私としては、自分がちょっと頑張れば達成できる小さな目標を日々更新していくのが良いと思います。

自分自身の目標を明確にし、日々の訓練を充実したものにしていけると嬉しいですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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