現実(働く)って、なかなか厳しいですね。 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

本日は午前中に雷雨だったと思えば、午後は快晴となり、日差しが暑いくらいでしたね。

天気の急激な変化は、体調にも少なからず負担となりますので、

くれぐれも体調には気をつけて日々を過ごしていきましょう。

過ごしやすい気候になって、思いきり活動したい気持ちにもなりますが、

気温や天気の変化に体を慣らしながら活動していくことも大切です。

日々、自分の健康と向き合いながら、楽しく毎日を過ごしていきましょう!

本日のciao

本日はイベントが満載の1日となりました。

午前中には、外部講師の方による就労継続A型事業所に関しての特別講座があり、

午後からも事業所の運営をサポートしてくださっている方が様子を見に来てくださいました。

普段とは違った環境に、皆さんは少し疲れた様子が見られましたが、

いつもとは異なる雰囲気の中で、良い刺激を受ける機会となったような気がします。

特別講座「就労継続A型事業所とは」

本日は、実際に就労継続A型事業所を運営する企業の、企画営業部の方にお越しいただき、

A型事業所に関しての詳しいお話をしていただきました。

お客様の中にも、「就労継続A型事業所」という名前は知っているという方はいましたが、

実際にどんな所かは分からないというのが正直なところのようでした。

就労継続A型が、同じ障害福祉サービスである就労移行やB型と大きく異なる点は、

事業所と利用者が、利用契約でだけでなく、雇用契約も結ぶという点だそうです。

雇用契約をするということは、言い換えれば、給与を得て働くということです。

当事業所のような就労移行支援事業所であれば、訓練に取り組むことがメインとなりますが、

A型事業所では、仕事をすることがメインになります。

仕事をして、自分の労働の対価を得るためには、それなりの仕事をしなくてはなりませんよね。

例えば、ボールペンのインクをセットする仕事が1本0.2円だと考えると、5本で1円になります。

もし神奈川県の最低賃金である時給956円を稼ごうとした場合、

1時間に4825本の作業をしなくてはなりません。

実際にはそこまでのことは求められないそうですが、

お金を稼ぐということはこれだけ大変なことなんですよね。

実際の働くとなると、求められることも変わってきます。

支援を受けるのみであったときは、支援者が自分に合わせてくれることが多かった思いますが、

A型事業所を含め、仕事をするとなった場合、会社の規定に合わせて働くことが求められます。

そのためには、自己管理を行い、安定して勤務することが必要となってきますよね。

今回、就労継続A型事業所の話を聞く中で、

社会に参加し働くためにどのような準備をすればよいのか知ることができたと思います。

今後の訓練に活かしていきたいですね。

なんでも相談室「自己中心的な考えを辞めたい」

本日の相談は

「自己中心的な考えをしてしまうのですがどうしたらいいですか?」

というものでした。

相談者の方や出席された方に話を聞いたところ、共通するのが、

相手のことを考え、相手を配慮した発言や行動ができないということでした。

なかなか相手の気持ちを察して発言したり、行動したりすることは

障害の有無にかかわらず、非常に難しいことですよね。

ですので、相手に配慮して何かをするのが難しいという方は、

相手のことをわかろうとするのではなく、モデルを見つけて、そのまねをしてみてください。

他人が考えていることや思っていることを本当に知るのは不可能です。

自分が「この人は周りの人に配慮できているな」と感じる方がいれば、

先ずは、その人のまねをしてみましょう。

そうすることで、自分が見える世界が変わり、

周囲に配慮した行動ができるようになるかもしれませんね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477