失敗を恐れず、挑戦し続けましょう!  桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

台風の接近により、本日は天気が荒れることも予想されていましたが、

特に大きな影響もなかったようですね。

室内で多くの時間を過す現代の私たちにとって、天気の変化というものは、

「洗濯物が乾かない」「通勤に支障が出る」といったことにとどまっているように感じます。

時には、自然の豊かさに目を向けるの時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。

本日のciao

本日は、交通機関の乱れもなく、皆さん雨の中、通所してくださいました。

週の初めではありましたが、皆さん、自分の目標に向けて

今日も真剣に訓練に取り組んでいらっしゃいましたよ。

軽作業訓練

ここのところ、ciaoでは白衣を着て、手袋をつけて、スプレーノズルの袋詰めをすることが

一つの目標になっているようですね。

皆さん、就労に向けて取り組んではいますが、

先ずは自分にできることを増やして、目の前の具体的な目標を達成するというところに

意欲を燃やして取り組んで下さっているようですね。

ただ、今回のスプレーノズルの袋詰めは、かなりの難敵なようです。

練習をして「できるようになった!」と思って、

いざ本番に取り組んで見ると、「全然出来ない」とか、

「始めのいくつかは上手く行ったけれど、段々できなくなってきた」とか、

直ぐにはうまくは行かず失敗してしまったという声がいくつも聞かれました。

今の世の中、クリック一つで物事が進んでしまうように思われがちですが、

実際のところはそんなことはないですよね。

仕事でもなんでもそうですが、本当に何かが「できる」ようになるには、

かなりの労力と、多くの時間が必要となります。

それは、作業一つをとってもそうだと思います。

当事業所で訓練に取り組む方の中にも、何か作業が少しできたと感じると、

「自分はこの作業ができる」と誤った認識をしてしまう方がいらっしゃいます。

1度や2度何かができても、それは何か技術が身についたとは言えませんよね。

いつ何時でも同じような結果が出せる、そのようになって初めて、

何かが「できる」という状態になるのだと思います。

当事業所に通所される方々には、何かできると思えるものを

一つでもいいから身につけていただけたら嬉しいですね。

壁にぶつかったら

ここ最近感じることなのですが、自分が何らかの壁にぶつかったときに、

自分で試行錯誤しようとはせず、他人に答えを求める人が多いように感じます。

これは私自身の個人的な見解なので、以前からそうなのかもしれません。

最近の傾向として、何か困るとネットで答えを検索する。

→すると誰かがそのことに関することをブログに書いている。

→自分の考えや実際とは関係なく、それを実行してみる。

→上手く行かず更にネットを検索する。

そんなおかしな循環の中にいる方があるように思えます。

自分がぶつかっている壁というものは、他の誰のものでもなく、

自分の前にしか存在しないのです。

ですから、他人の意見や体験を参考にすることはできますが、

最終的にその壁を乗り越えるのは自分自身なのです。

自分の向き合っている壁や自分自身にしっかりと向き合い、

それを乗り越えるために努力し続け、やがては壁を乗り越える。

そしてまた壁にぶつかり、挑戦し続ける。

そういったことの繰り返しが自分の自信を育て、自分を成長させていくのだと思います。

しかし、今の世の中、失敗することは「悪」で、

失敗し自分を成長させる機会さえ与えてもらえないような窮屈さを何となく感じてしまいます。

私は何かに挑戦し失敗することに対しては特に何も指摘をしません。

失敗し続けても、更に何らかの結果を掴むまで挑戦することを良いことだと考えています。

沢山の失敗の中にある少しの成功を積み上げながら、自分の自信をつけていきましょう!


就労支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477