こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンタ南の桜井です。
本日も暑い一日となりましたね。
事業所内でも屋外から蝉の鳴き声が聞こえ、夏を感じます。
蝉といえば、事業所のある横浜市都筑区の緑道では蝉が羽化する様子が見られんです。
先日、夕方に緑道を散歩していたところ、親子でじっと木の幹を見つめているので、
何をしているのかと不思議に思っていたところ、
「お母さん、出てきたよ!セミ!」と大声ではしゃぐ声が聞こえました。
街の中に豊かな自然が残るこの町では、そんな光景も見られます。
季節の変化を感じたりや自然と触れ合ったりすることは人の心を豊かにしてくれる様ですね。
本日のciao
本日も暑い中ではありますが、疲れを抱えながらも皆さん通所し、訓練に取り組んで下さいました。
これまで請け負っていた受注作業もひと段落し、事業所は少し落ち着いた雰囲気となっています。
「例年にはない猛暑」といわれる今年の暑さではありますが、
体調管理をしっかり行いながら就労に向けて努力を積み重ねていきたいですね。
プレワーク「『働く』を見直す」
本日のプレワークでは、「働く」ということを見直すことをテーマに講座を行いました。
当事業所の様な就労移行支援事業所の通所されている方の中には、
就労歴があまり無かったり、就労からかなり離れてしまっていたりして
「働く」ということに対する認識が薄れきてしまっている方もいるようです。
「働く」という適切な認識がないままに就職してしまうと、
人間関係や職場の雰囲気を壊してしまったり、自分自身が追い込まれてしまったりして、
長い期間就労し続けるということが出来なくなってしまうと考えられます。
では、働くときに大切な意識というはどういったことなのでしょう?
お客様と一緒に考えてみたのですが、私としては「所属している」という意識だと思います。
自分で事業を起こさない限り、私たちは雇用されて給料を頂き、そのお金で生活をします。
そうなった場合、自分が働く職場に所属するということになりますよね。
会社に所属したら、当然自分の行動は一個人の行動ではなく、会社としての行動とみなされます。
また、自分が仕事をする上で何かを判断する際にも、個人の判断では不適切となります。
必ず会社の基準で判断することが大切になってきますよね。
雇用される場合、会社が行う事業の中で何らかの役割を担うことで給料を得ることとなります。
もし自分が、会社の考えとは全く異なった行動をとってしまったら、
それは自分の居場所を失うきっかけになってしまいますよね。
就労を目指し、いざ就職となった場合には、自分がその職場に所属するということを
忘れずに意識していただきたいですね。
仕事は得るもの?与えられるもの?
本日の訓練においても、皆さんには軽作業訓練やPCの訓練など様々な訓練に取り組んでいただきました。
本日はプレワークの中で
「仕事は得るものですか?与えられるものですか?」
といった質問をさせて頂きました。
もちろん前者、仕事は自分で得るものですよね。
もし希望の仕事に就いたとしても、初めから自分のやりたい仕事ができるわけではありません。
また、ただ何となく仕事をこなしているだけでは、他の仕事を任せてはもらえません。
自分が、課された役割を十分にこなすことができ、上司や会社の信頼を得ることで初めて、
新しい役割や自分のやりたい仕事を担うことが出来るんですよね。
自分が努力することなしに何も得ることはできません。
障害者雇用を行っている企業でも「配慮」はしてくれるけれど「特別扱い」はしてくれません。
意識の面でもしっかり準備をして就労を目指していきましょう!
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26
ビクトリアセンター南304
TEL:045-900-1477