働くためには基礎。誰が教えてくれますか? 三上

こんにちは!

チャオの三上です。

 

関東では金曜に台風が近づくこともあり、本日はやや不安定な天気でした。

気圧の変動などで精神的に不安定になりやすい方もいらっしゃいます。

ですが、日本は台風が毎年ほぼ必ず来る国です。

その中でどう暮らしていくかを考えると、自分なりの対応方法を考えることも大切ですね。

 

さて、

本日のチャオ

プレワーク講座 ‐障害者雇用について-

チャオでは作業系の訓練が多いことは、ブログをご覧いただいてる方であればご存知な点かと思います。

私たちとしては、その作業の中に目的を感じてもらい、就労した際にも役立ててもらいたいと考えています。

ですが、どうしても作業ばかりが続いてしまうと目的意識が薄くなってしまいやすいのもあります。

他の就労移行ではあまり行わないのも、そういったことが要因なのかもしれませんね。

さて、チャオではどうなのかというと・・・。

定期的に講座の際などに、改めて目的を伝え理解へと繋げています。

こういった意識は一度伝えるだけでは意味がなく、継続して続けることで意識として根付いてきます。

大切なのは、仕事にどう向き合うかですね。

 

さて、本日は障害者雇用の現状について再度確認をしました。

チャオにいらっしゃる方は基本的に就労を目指しています。

通所開始をスタートとすると、当然就労という、ある種就労移行支援におけるゴールまで進んでいくわけです。

もちろんあくまで中間地点的なゴールで、実際はまだまだ先がたくさんありますよ。

そして、皆さんは目標が定まっているのその方向に進んで行くのですが、時にはちょっとずれた方向に進んでしまうこともあります。

ずれた方向に進んでしまっている方に対し、支援者が引き戻すこと。

これ、実は良くありません。

なぜなら本人がずれたことを意識し修正できないと、結局またずれてしまいますよね。

チャオでは、「就労に近づくには、こういった考えやこういう行動が求められていますよ」伝え、その上で今どうですかと自分を振り返ってもらっています。

思い当たる節がある方はやはりドキッとした顔をします。

就労に近い方は気を付けようと気持ちを引き締めます。

自分には関係ないと思っている方は変化がありません。

こう見ても、段階ははっきりと分かれますね。

意識の問題ですので、一方的に伝えても効果がありません。

ただその段階に居ないだけですので。

 

結局のところ、就労を遠ざけているのは自分自身なんですね。

チャオでは講座などを通し、就労することの意識や向き合い方を伝えています。

そこで自分なりの気づきや経験を通じ、就労に耐えうる人間に成長していくのです。

そうすることで安定し継続した就労にも繋がりますし、いざ就労のステップにあっても自信を持って行動できると思います。

講座の内容が気になる方は、ぜひ見学にお越しください。

 

個別訓練 -流れ作業-

作業系の訓練と言えば、協力しあってやりやすく進めるのが一番効率的ですね。

本日はちょうど実践が出来る資材があったので、皆さんに挑戦していただきました。

製品を袋に詰める→袋に異常がないか検品する→封を閉じる

1人でこの工程を行っていると、確認事項も多く時間がかかります。

しかし4人で行うとあっという間です。

 

午前中に作った封をしたものの表にラベルを貼る→裏にバーコードを貼る

これも冶具が表用・裏用とそれぞれあり、切り替えが大変なので普段は片方ずつしか行えませんが、本日は両方一気に終わらせられました。

製品というのは、依頼されている以上完成品を作らなければなりません。

しかし、工程を切り分ける以上は未完成品が溜まってしまうこともあります。

結局それは完成品ではないので、早く製品にしないとご迷惑をかけてしまいます。

決められたものを、決められた数作る。

受けた指示を支持の通りに行う。

これもまた、就労ステップへの通過点ですね。

 


就労移行支援事業所 ciao センター南

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