障害って、どんな風にとらえたらいいの? 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

本日は秋雨前線の影響もあって、雨が降が降ったり止んだり。

少しずつ秋らしい天気となってきましたね。

秋の空は変わりやすいので、急な雨などにも注意してくださいね。

ただ、この雨で、これまでの暑さも少し和らいだようです。

少しずつ調子を上げて、就労に向けた訓練に取り組んでいきましょう!

本日のciao

本日のチャオでは、自分の障害をどのようにとらえるかが話題の中心になっていましたね。

今日も多くの気づきを得て、様々なことを考える機会となったようですよ。

セルフケア「障害をどのようにとらえるか」

本日のテーマは「障害をどのようにとらえるか」です。

「障害者」といっても、実際に「健常者」と何が違うのか分からないというのが

世間一般の多くの方の認識だと思います。

「障害者」と「健常者」の違いについて、今回講座に参加してくださった方にも聞いてみました。

しかし、はっきりと答えられる方はいらっしゃいませんでした。

実際のところ、「障害者」と「健常者」は何が違うのでしょうか?

「ほとんど変わらない」というのが私の認識です。

「健常者」も「障害者」も8割方変わらないような気がします。

殆どは同じで、ある能力が社会参加するのに十分ではないということだと思います。

ただ、社会に参加するのに不都合を抱えている為に、その部分に焦点が当てられ、

その差異が大きく見えてしまっている様に感じます。

それは、現代の日本社会の障害者に対する見方も少なからず影響しているでしょう。

一方で、障害ではない部分に関してまで、障害のせいにしてしまっていることも多くあります。

例えば、「障害のせいで体力がない」という方がいらっしゃるとします。

大抵、そういった方は運動する習慣がありません。

障害を持っていようが、持ってなかろうが、運動しなければ体力はつきませんよね。

病気の影響で疲れやすくなっている方や運動が不可能な方もいらっしゃいますので、

もちろん、そういった方は別です。

障害を持った方々の悩みを聴く機会があるのですが、

その多くが健常者とさほど変わりなかったりします。

自分が障害を持っているということに甘えて、多くのことを障害のせいにしてしまうと、

前に進むことはできません。就労なんて程遠いでしょう。

自分が障害を適切に認識し、自分のつまずきに対して最大限の工夫や努力を行う。

それでも不可能なことを人に頼って手伝ってもらう。

そうすることが自分自身にも、周囲の人々にも良い状況が生まれるでしょう。

これは、会社でも地域でも、もちろん家族の中においても言える事だと思います。

自分の抱える障害に関して、これまであまり深く考えてこなかったという方は、

一度、じっくり自分と向き合って見てくださいね。

自分に必要なことや大切なことが見えてくるかもしれませんよ。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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