軽作業訓練、単純なように見えて奥が深いです。 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

11月も2週目に入りました。

先週末は気温がぐっと下がり、いよいよ冬の到来を感じさせる天気でしたが、

今週に入って気温の高い日が続いていますね。

今日は雨も降り、なんだか安定しない天気。

こんな時は心身の調子を崩しやすいので、くれぐれも体調にはお気を付け下さいね。

本日のciao

今日も軽作業やPCの訓練など皆さんそれぞれの課題に合わせた訓練に取り組んで頂きました。

過ごしやすい季節となったこともあって、以前よりも集中力が増しているようにも思えますね。

個別訓練

本日の個別訓練では、大きく分けて個別訓練を行う方とPCの訓練を行う方がいらっしゃいました。

今日の軽作業は主にフレグランス商品の一つであるスティックの梱包を行う作業でした。

先ずは、事業所に送られてきたスティックを不良品・良品・最良品に選別します。

大きく曲がっていたり、汚れがついていたり、ささくれがあったり、

そういったものは不良品となります。

そして、良品の中でも曲がりが少なく、汚れやささくれの殆どないものが最良品となります。

この作業がなかなか大変なんです。

同じようなものを何本も何本も見て選別してくわけですから、

段々とどれが曲がっているか基準が分からなくなってきてしまうこともあります。

非常に地味で単純な作業なのですが、実際に商品となるものですので、この作業は重要です。

次に行うのが袋詰めの作業で、指定された袋に決められた本数だけスティックを入れます。

スティックを入れながら、あと何本必要かを計算し、残りのスティックを袋に入れます。

袋に入れるだけの作業とは思えますが、効率的に行おうとすると、手も頭も使う作業なんですよね。

そして、最後にラベル貼りの作業があります。

お店に並んでいる商品は、綺麗に見栄えが良いようにバーコードなどのラベルが貼ってありますよね。

あんなふうに、適切な位置に傾きなく手で貼っていきます。

事業所では正確な位置が分かりやすいように、冶具などを用いて貼っているのですが、

それでも手で正確に貼るのは練習が必要になります。

スティックを梱包する作業の中でもこれだけの作業があり、

一つ一つの作業を完璧にこなせるようになるためには、かなり練習が必要なんですよね。

当事業所ではこういった作業を通して、実際の仕事を体験していただくと同時に

仕事における一つ一つの作業工程の大切さを感じてもらっています。

興味のある方はぜひ見学にいらしてくださいね。

対人スキル「怒りとは」

皆さんは最近怒ったことはありますか?

人はどんな時の怒るのでしょうか?

良く言われるのが、相手の行動が自分が「こうすべきだ」と思っていることから

外れてしまっている時に人は怒るそうです。

例えば、仕事で上司が自分に対して起こった時、

自分の行動が上司の思い描く仕事の仕方と大きく違っているのかもしれません。

正直なところ、相手に対して怒りをぶつけるというのは人間関係上良くはありませんよね。

では、自分が相手に対して怒らないようにするためにはどのようにしたらよいのでしょうか?

一つの方法としては、相手に自分の理想を求めすぎないことです。

自分と相手は全く違う人間ということをはじめから認識していれば、

多少相手を許容できる幅も広がると思います。

実際のところ、自分が相手の行動を許容できないのと同様に、

相手も自分の行動を許容できないと思っているかもしれません。

そうなるとお互い様なんですよね。

もう一つの方法としては、怒りの感情をやり過ごすという方法です。

この世の中に、常に怒りを抱えたまま生きている人はいないと思います。

怒りの感情は時間が経てば多少落ち着くものです。

怒りの感情が湧いた際に、

「今の自分の怒りは最大値が10としたらいくつくらいかな?」とか

「今の怒りはなんて表現したらいいのかな?」などと考えてみると、

案外冷静になって怒りをやり過ごすことが出来たりします。

日々、相手に怒りをぶつけてしまうことが多いと感じている方は、

これらのことを試してみてくださいね。

もしかすると自分の怒りを少しコントロール出来るようになるかもしれませんよ。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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ビクトリアセンター南304

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