こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
これまで温かったのが嘘のように本日は雨が降り、寒さも感じるような1日になりましたね。
風邪を引いたりしていませんか?
室内と室外で気温差が大きいところもありますので、
そういった状況に合わせられるような格好で1日を過ごしていきましょう。
本日のciao
これまでの疲労が、今日の天気の変化をきっかけに、体調を崩してしまった方がいました。
自分の体に無理をさせていると、こういった時期に体調を崩してしまいますので、
日ごろから自分の心身のメンテナンスも心掛けて行きましょう。
プレワーク「就労準備性チェック」
就労移行支援という事業に携わっているとよく耳にする言葉の1つとして、
「就労準備性」という言葉があります。
簡単に言うと「就労に向けて必要とされるであろう準備ができているかどうか」
ということだと私は思います。
項目としては、日常生活に関することから、対人スキルや就労態度など、
「模範的な」一般社会人として必要とされるであろうものが並んでいます。
敢えて、「模範的な」と書かせて頂いたのは、
障害を持っている、いないにかかわらず、全て「できた」という評価を得られる人は、
ほとんどいないと私は考えているからです。
一流企業に勤めていようが、社会でのマナーが悪い方もいらっしゃいます。
明晰な頭脳を持った研究者の中には、身なりを一切気にしない方もいらっしゃいます。
ですので、今回、皆さんにはあくまで目安として考え、
自分が修正の必要なところを見つけるきっかけにして欲しいとお伝えしました。
もちろん、改善が必要と思われることに対して、自力ですべて改善できれば良いのですが、
就労移行支援事業所に通っている方にとって大切なのは、
自分ができないことを認識して、自力でどうにかならないのであれば、
他者の協力を仰ぎ、自分が安定した社会生活を送れるようにすることなのです。
障害があるが故に自分でできないことを、自力でできるようになる必要はありません。
他人に迷惑をかけてしまうのではないかということを考える方もいらっしゃるとは思いますが、
無理をして心身の調子を崩してしまう方が、周囲にとっては大迷惑なのです。
私は「自立」というのは、何でも自分でできるようになることではなく、
「自分が安定した社会生活を送るために、必要な人間関係を築く。」
ということだと考えています。
これは、障害をお持ちの皆さんにとっては特に大切な考えだと思います。
自身の就労準備性チェックをきっかけに、自分に必要な支援を考えて頂けると嬉しいですね。
「考え」は作業に出てしまいます
昨日の軽作業で、部品の向きを間違えるという非常に単純なミスがありました。
皆さんはどの様に考えるかわかりませんが、
難しいことをやって失敗するのと、簡単なことでミスをするのでは、
私は簡単なことでミスをすることの方が重大だと考えています。
なぜなら、簡単なことでミスをするというのは、
作業した人が作業に対して真摯な態度で向き合えていない結果だからです。
今回も「丁寧に作業をこなすことよりも作業の数を優先する」、
「商品を受け取る相手を考えるというよりも、一定時間に自分がどれだけできるのかを試したい」、
そんな雰囲気の中で作業が行われてしまった結果だったように思えます。
作業している人にとっては、ほんの小さな一つのミスかもしれませんが、
それが大きく信頼を損ねるきっかけになってしまうこともあります。
お金を頂いて作業をしているからには、自分の工程の先には必ずお客様がいるのです。
「次の工程はお客様」こういった意識を常に忘れずに作業に取り組んでいきたいですね。
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26
ビクトリアセンター南304
TEL:045-900-1477