改めて「働く」を見つめ直してみませんか? 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

ここのところ寒い日が続ていますね。

しかも、今日は冷たい雨が降り一層寒さを感じる1日となりましたね。

今晩は雪も降るみたいですし。

かなり空気が乾燥しているため、ありがたい雨ではありますが、

身体を冷やして風邪などひかぬよう、くれぐれも注意してくださいね。

本日のciao

本日は登録している皆さんが事業所に通所し訓練する1日となりました。

やはり、皆さんの顔が見られるのは嬉しいですね。

プレワーク「働く」

ここのところ、当事業所では就労に向けた意欲が非常に高まってきています。

来月には合同就職面接会があり、皆さんの意識が就労により強く向かっているようです。

そんな中で、本日は皆さんに改めて「働く」ということについて考えて頂きました。

先ずは、なぜ人は働くかということを心理学的にとらえてみました。

人が働くのは、働くことが人にとって社会に所属する最も適切な方法の1つだからです。

人は社会的な動物だと良く言われます。

長い歴史の中で、社会集団を形成することで種を保全してきたわけです。

そのため、人間の根本的な欲求の1つが「所属する」ということになったのです。

「人は独りでは生きていけない」と言われる通り、

人は社会に所属していないとおかしくなってしまいます。

社会に所属できずに、異常な行動に出てしてしまい事件に発展してしまうこともあります。

そんな中で、最も適切な社会への参加の仕方が「働く」ということなのです。

いろいろと働くことに対して意味や意義を持ちたくなる方もいますが、

働きたいという欲求は、どちらかというと人間の本能に近いものなのかもしれませんね。

 

では、私たちは「働く」ことで何を得ているのでしょう?

皆さんに意見を聞いてみると以下のようでした。

・お金

・自分の居場所

・自信や信用

・経験や職業技能

確かに表面的にはそうかもしれませんね。

しかし、私たちは働くことで、もっと本質的なものを得ていると私は思います。

ある本で読んだのですが、人間には4つの幸福があり、

そのうちの3つは働くことで得られるということでした。

人間の幸福というのは、以下の4つだそうです。

①人から愛されること

②人に褒められること

③人の役に立てること

④人に必要とされること

そのうちの②人から褒められる、③人の役に立てる、④人に必要とされるは、

確かに働くことを通して得られる気がしますよね。

もちろん自分勝手に働いていては手に入りませんが、

誠実に仕事に向き合えば得られるものだと思います。

働くことを通して生きるために必要なお金を無くてはならないのは事実です。

しかし、それ以上に私たちが人として健全に生きるために大切なものを

得ているということも忘れてはならないと個人的には思います。

これから就労に向けて取り組んでいく皆さんには、

「働く」ということを改めて見つめなおす機会を作っていただけると嬉しいですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477