自分を守るために最も必要なこととは? 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

私事ですが、先週2月21日~2月24日までの4日間、

資格取得のための研修を受けて来ました!

4日間、毎日9時から18時まで、座学やグループディスカッションなど、

かなり内容盛りだくさんの研修となっていました。

研修を通して、人と出会い、話をすること以上に多くを学べることはないと改めて感じましたね。

今の時代、インターネットやマスメディアからの情報を受け止めて、

学んで知識を得た気分になってしまいそうになりますが、

本当に何かを知るというのとは全く別物ですよね。

ciaoでもうわべではなく、経験を通して何かをつかんでいただきたいですね。

本日のciao

本日も週の初めから皆さん集中して作業に取り組む事ができていたようですね。

就職面接も1件あり、就職を目指す方々も順調なようですね。

セルフケア「自分を守るために」

今の世の中、様々な形で犯罪に巻きもまれ足りするケースが増えている様に感じます。

特に多いのが、SNSを通じたものですよね。

時代が変わってくれば、自分に降りかかる危険の形というのも変わってくるものです。

そんな中で、皆さんが就職し、社会に旅立つ準備として、

「自分を守るためにどうしたらいいのか」を考えて頂きました。

皆さんからは、「健康第一」「自分の障害特性を知る」「衣食住を手に入れる」などなど

様々な意見がありましたが、自分を守るために意識できていないことが1つありました。

それは「適切な場所に所属する」ということです。

適切な場所に所属さえできれば、友人や相談相手なども出来て、

精神的な安定を得ることができるでしょう。

ただ、何処かに所属するということは、その場のルールを守り、

その場に所属し続けられるように自分を合わせていく必要があります。

子どもの頃を思い出してみてください。

遊びのグループに入るには、その場所のルールを守り、

一緒に遊べるように体力をつけたり、何かできるようになったりしなくてはいけなかったはずです。

それは、一般社会でも同様なことが言えると思います。

しかし、福祉の世界ではどうでしょう?

障害福祉サービスを利用される方々の多くは

「自分は社会的弱者なのだから受け入れられて当たり前」

「自分を受け入れない方が悪い」

そんな考えをいつの間にか持ってしまっているのではないでしょうか?

実際に、本日の講座の中でこの質問をしたところ、

講座に参加された皆さんがこういった考えを持っていると話していました。

それではまずいですよね。

長い年月、福祉のサービスを受け続けている方は、

自分がどこかに所属することに対する努力を忘れてしまっている可能性が大きいと私は思います。

「自分を守るために集団に所属する」

これはヒトが種を保存するために取った戦略だという心理学者もいます。

その他、様々な観点からみても、ヒトが社会に適切な社会に所属するということは、

非常に大切なことなのです。

それが不適切な環境におかれることで忘れられてしまっている様に思えます。

就労を目指す方は、PCなど就職に向けたスキルを身に付けることも大切ですが、

自分が、自分に合った社会に所属し続けるためのスキルを磨くことにも力を注いで欲しいですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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