就労してからが、本当の試練の始まりです! 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今日は1日雨も模様の天気となりましたね。

気温は上がってきているとは言え、雨が降るとやはり体感温度は下がります。

体調を崩さないよう気を付けたいですね。

本日のciao

今日もいつものように、皆さん自発的に訓練に取り組んで下さいました。

頼もしい限りですね

ただ、何事も慣れた時が一番気が緩みやすく失敗もしやすいですからね。

時折、初心に帰って自分自身を見つめる機会を作っていただきたいですね。

プレワーク「仕事の約束」

今週、就職内定がした方もいらっしゃるということで、

本日のプレワークでは、これまでのプレワークの総集編という形で講座を行いました。

就労移行支援事業所という事業所の性質上、

就労がゴールと思ってしまっている方がいるようですが、それは大きな間違いですよね。

就労はスタートであって、到達点ではありません。

では、どうして就労がスタートなのでしょうか?

皆さんに聞いてみると、

「就職してから様々な試練が待ち受けているから」

という答えが返ってきました。

確かにそうですよね。

就職して企業に入ったら、事業所では起こらないことがたくさん待ち受けています。

職場に入れば、また一から人間関係を構築しなおさなくてはなりませんし、

職場のルールを理解し、それに自分自身を合わせていかなくてはなりません。

そして、最大の試練は「実際の業務を担う」ということだと思います。

営利企業の現場というものは結構残酷で、

仕事ができない人は「悪者」扱いされてしまうということがあります。

障害を持った方たちの中には、ある種の業務ができない方や、

どうしても集中力が続かない方がいらっしゃると思います。

では、そういった方全員が職場で「悪者」扱いされてしまうかというと、そうではありません。

仕事ができない人というのは、仕事を効率的にこなすことのできない人のことではなく、

自分のことを過大評価して、自分が「できる」と言ったことをまともにできない人だと私は思います。

例えば、「自分は清掃の仕事しかできない。」という方がいたとしても、

自分が清掃の業務を仕事として選び、その業務を求められるレベルで全うできるなら、

それは仕事ができる人だと考えてよいと思いますし、

周囲もその方のことを認めてくれると私は思います。

しかし、「自分はどんな事でもできる」と自分を過大評価し、

実際には仕事が大してできない人は、「仕事ができない人」になりますよね。

そういった方は、周囲から認められるどころか、「悪者」扱いされてしまいますよね。

ですから、就職する際には、自分の能力に見合った仕事を選ぶということが非常に大事なのです。

就職に向けて、自分自身にはどの程度の力量があるのかということを

適切に把握しておくことが非常に大事ですよね。

では、就労移行支援事業所ではどういったことを身に付けて行けばよいのでしょうか?

PCスキルやビジネスマナーも大事ですが、以上に大事なものがあります。

それは①決められた出勤日に確実に出社できる為の健康管理方法や生活習慣

②与えられた仕事を指示通り行う姿勢、の大きく2つだと私は考えています。

今後、就労する方や就労を目指す方々には是非これらのことを身に付けて行って欲しいですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477