ciaoでも後継者問題が起こっています。 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今週も1週間が始まりましたね!

今日は朝からスッキリと晴れて青空が広がっていました。

こういう天気だと「やるぞ!」と物事に対する意欲がより一層湧いてきますよね。

今週も良い一週間にできるよう、今日からしっかりペースを作っていきましょう!

本日のciao

今日は、通院や就労に向けた手続きなど、皆さんの用事が重なってしまい、少人数での訓練となりました。

しかし、本日訓練に参加された方々が各自個別の課題に真剣に向き合うことができていました!

後継者問題(軽作業訓練)

現在、ciaoセンター南では、軽作業訓練を希望する方が多い為、

講座以外の個別訓練では誰かしら軽作業を行っています。

これまで様々な作業を行てきたおかげで、皆さん作業のスキルは上がっています。

また、初めて行う作業に関してもさほど不安を抱えずに取り組み始める事ができているようです。

しかし、今、ciaoセンター南では、ちょっとした問題が起こっています。

それは、就労により卒業される方の後継者をどうするかということです。

就労が決まり退所される方というのは、多くの方が就労に必要な姿勢や技術を身に付けており、

事業所内の作業においても重要な役割を担っていることが多いと思います。

当事業所も例外ではなく、4月1日付で就職される方しかこれまで行っていない作業があり、

その技術を誰が引き継げるのか、それが問題となっています。

今、日本では、後継者がいないことで事業をやめてしまう会社というのが少なくないそうです。

私自身、少子高齢化による生産人口の急激な減少が

これほどまでに大きな影響を社会に与えるとは思っていませんでした。

私たちの事業所では、後継者がいなくなると、その作業を受注することができなくなってしまいます。

一方で、農林水産業など、私たちの生活を支える産業の後継者がいなくなってしまうと、

これまで引き継がれてきた伝統や文化なども失われてしまいます。

かといって、強制的に後継者とされてしまう人が、それらを守っていけるかというとそれは疑問です。

やはり、「自分が引き継ぎ守る!」という意識を持った方があってこそ、

伝統や文化というものは本当の意味で引き継がれていくのだと思います。

価値観が多様化する中で、自分がいかに行くべきか、いかに社会の貢献していくか、

非常に迷うところだと思います。

是非、自分の目で見て、自分の頭で考え、大切なものは何なのかを自分なりに認識してほしいですね。

当事業所においても、「自分がその作業を引き継ぎます!」なんて申し出てくれる方がいたら、

非常に嬉しいことですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477