変化する障害者雇用の現状に取り残されないように! 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

昨日に続き、今日も夏を感じさせる気温となっていますね。

まだ5月なのに気温が30度を超えたところもあるようです。

急激な気温の上昇に体がついていかない場合もありますので、

無理をせずに、徐々に体を慣らしていきましょうね。

本日のciao

今日は気温が上がっており、外はかなり暑くなっていましたね。

登所された皆さんは、暑さに顔をしかめている方もいましたが、

訓練が始まると集中して作業に取り組むことができていました。

近頃の障害者就労の事情

いつもは事業所の様子をお伝えしていますが、

本日は就労支援員として働いている私が感じた

最近の障害者雇用の実情を書いてみたいと思います。

 

障害者雇用といっても実は企業によってとらえ方が様々です。

ある企業では仕事の内容が障害特性を生かせることから、

障害者雇用率に関係なく、積極的に障害を持った方々を採用している企業もあります。

一方では、障害者雇用促進法による雇用率を満たすために採用するというケースもあります。

それだけではありません。

採用する障害者に対して求めることが企業によって全然異なるのです。

ある企業では、数年後には健常者と同じレベルで業務を行って欲しいと考えているところもあれば、

特定の業務を継続して行ってもらえればそれでいいという企業もあります。

障害者を雇用する企業が増えたことや

企業が障害を持った方にどの様にして持っている力を発揮してもらうかを模索していることなどが

障害者が働く職種を少しずつ広げている様に思えます。

以前は、精神障害者の障害者雇用といえば「事務補助」と「清掃」、私はその様な印象でした。

しかし、企業や実際に働く当事者の努力によって職種が多様になりつつあると思います。

同時に、障害を持った方に対しても、不必要な配慮はせずに、

一社会人として働くことが求められ始めている様にも思えます。

つまり、企業と当事者が「働く」ということに関しての

妥協案を出せるようになってきているのですね。

今後就労を目指す方は、そういった世の中の流れを理解しておくことも必要です。

国からの就労継続A型事業所への審査も厳しくなり、

福祉的就労自体も以前よりハードルが高くなっています。

だからと言って就労できないわけではありません。

しっかりと支援者の協力を得ながら、

今抱えている課題に一つ一つ向き合いながら就労を目指してください。

適切な努力を積み重ねていけば、

きっと社会の中で自分の居場所を作る事が出来ると思いますよ。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-26

ビクトリアセンター南304

TEL:045-900-1477