些細なことであれば、快く引き受けてみましょう! 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

10月も終わりに近づいて、街を見渡すとハロウィンの飾りなどが増えてきていますね。

ハロウィン=お祭りという印象はなかったのですが、

今では日本でも1つの大きなイベントとなっているようですね。

事業所のあるセンター南駅周辺でも、仮装パレードなどが行われたようですよ。

世の中に楽しいイベントが増えるのは良いことですが、

ハロウィンが何かも知らずに仮装パーティーを楽しんでいたら、

5歳の女の子に叱られてしまいそうですね。

本日のciao

本日は入院してしていた方が復帰し、少し賑わいを取り戻し始めました。

やはり、身近な方が無事に戻ってきてくれることは嬉しいことですね。

対人スキル「続・同僚とのコミュニケーション」

本日の対人スキルはスタッフの都合により桜井が担当させて頂きました。

先ずは、日ごろの訓練において、皆さんが疑問に感じていることを聞いてみました。

対人スキルというと、どうしても言葉でのコミュニケーションが想像されますよね。

果たして、それだけでしょうか?

対人場面において、気をつけなくてはいけないことは、会話だけではありません。

会話以外にもちょっとしたやり取りで、相手への印象というのは大きく変わってしまいます。

例えば、今日事業所でこんなことがありました。

Aさんがちょっと手を貸して欲しいとBさんに頼んだのですが、

Bさんは訓練開始時間までに自分の準備を終わらせたいという気持ちで、

「時間がないから」それを断りました。

Aさんが頼んだことは10秒もあれば済むことでしたが、

Bさんはその時の自分の気持ちを優先させたようでした。

この時、AさんとBさんの間にはどんな感情が生まれたでしょうか?

Bさんは「準備が間に合ってよかった。」と思うかもしれませんが、

Aさんは、「Bさんには頼みずらいな。」と感じてしまうかもしれません。

ちょっとしたやり取りかもしれませんが、こういったことが積み重なって

人間関係というものは形成されていくんですよね。

もちろん自分が絶対に嫌だと思う依頼や自分が損害を被る様な以来は受ける必要はありませんが、

今回のようなことであれば、快く引き受けて、

相手との良好な人間関係を築くきっかけにしていけたら良かったように思えます。

コミュニケーションや言葉遣いだけでなく、

自分の行動が相手にどう伝わるかも考えていけるようになると良いのかもしれませんね。

「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く」

若い世代の20代や30代の方には聞きなれない標語かもしれませんが、これは昔の交通標語です。

これは今でも通用する標語なのではないかなぁと感じます。

何故か、見えない何かに追われるように焦っている方が多いように思えます。

例えば、エスカレーター。

右の列(関西では左)を階段のように歩いていく方がいます。

確かに急いでいるのは分かるのですが、階段を上ったらよいのでは?と思うこともあります。

実際に、科学的に検証すると、片方を開けずに二列で並んだ方が

時間当たりの運搬量は多くなるし、エスカレーター前の渋滞も緩和されるようです。

先日、左半身に麻痺を抱える方が右側に立てずに困っているという話もありました。

実際、ある駅のエスカレーターで計ってみたのですが、その差は数十秒。

そこまで焦る必要はあるのでしょうか?

急いで移動して、落ち着いて物事を考えられるようになるまでの時間を考えると、

そちらの方が時間がかかるし、焦って視野が狭くなりミスに繋がる可能性もあります。

もちろん、本当に忙し方もいらっしゃると思いますが、

多くの方が、焦って行動することで、自分にマイナスになることを起こし、

そのマイナスを補うためにさらに焦って行動をする。

そんな悪循環も起こっている様に感じます。

本日のBさんもそうでした。

自分のことで焦ってしまい、相手を見る余裕がなく、

自分にとって良いとは言えない結果を導いてしまいしまいました。

自分自身にとって良い結果を得るためにも、

自分が周囲との関係を良好になっていくためにも、

焦らずに、本当に大切なことを見極めながら行動していきたいですね。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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ビクトリアセンター南304

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