こんにちは!
就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。
昨日は平昌オリンピックで、日本の選手が3つ目の金メダルを獲得しましたね。
個々の力で勝ち取ったというよりも、チームで勝ち取った金メダル!
より良いチームワークが大きな力を生み出すことを改めて教えていただきましたね。
本日のciao
昨日、スポーツプログラムに参加された方々も元気に通所してくださいました。
身体を動かしたことで、疲労はあったようですが、精神的にはよい状態となっているようですね。
運動の効果もあってか、本日も集中して訓練に取り組んでくださいました!
プレワーク「土台づくり」
本日のテーマは「土台づくり」です。
何か目標を立てたり、自分の理想を叶えたいと思っていたりしてもなかなか上手くいかない。
そういったことで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
上手くいかない場合の多くは、過去の体験などをもとにした「自分の考え」に
とらわれていることが原因となっているように思えます。
そのためには、一度これまでの自分の考えをリセットして、
より適切な考え方を「土台」とする必要があります。
就労に関しても同じことが言えると思います。
しっかりとした「土台」となる考え方を身に付けることが最も大切なことの一つとなります。
皆さんは「就労のピラミッド」というものを知っていますか?
就職して、安定した社会生活を送るのに必要な要素を示したものです。
一番下から順に「健康管理」「日常生活スキル」「対人スキル」
「基本的な就労スキル」「職業スキル」となっています。
つまり、就労に際して最初に身に付ける必要があることは、
自分の健康を管理することとなりますよね。
当事業所に相談に来られる方の中にも、通所自体が安定しないにも関わらず、
「自分は事務職に就きたいです!」などとと言われる方もいらっしゃいます。
「事務職」=「就労適正」はピラミッドの一番上です。
ですので、当事業所では、先ずは安定して通所できることを最優先事項として、
提案させていただいています。
就職を焦って、健康を害し、また離職してしまうのでは時間の浪費、人生の浪費となってしまいます。
しっかりと基礎を積み上げて安定した社会生活を手に入れていただきたいですね。
当事業所では、「みなさんの心身の健康と笑顔を大切にします。」という方針のもと、
心身の健康に関する講座や運動のプログラムを積極的に取り入れています。
就労に向けた第一段階として、自らが健康に過ごせるような生活習慣を手に入れましょう!
昼休みはみんなでゲーム
最近のciaoでは、昼休みにゲームをすることが多くなっています。
最初は職員から声をかけたり、誘ったりしてやっと始まっていたのですが、
今日は、昼食を終えた方がゲームを用意し、他のお客様に声をかけてゲームを開始していました。
少し遅れて昼食を終えられた方も「入れてもらっていいですか?」と
自分から輪の中に入る様子が見られましたよ。
なんでも相談室「記憶力が低下している」
本日の相談は「記憶力が低下している」ということでした。
その方は現在、試験に向けて暗記をしようとしているのですが、
なかなか上手く覚えられないそうです。
僕も最近勉強したことなのですが、
知能には「流動性知能」と「結晶性知能」というものがあるそうです。
「流動性知能」・・・新しい状況に対して課題を解決し、適応することを支える知能。
「結晶性知能」・・・過去の経験や学習によって蓄積・形成された知識や技術に基づく知能。
(「広辞苑 第7版」岩波書店 より)
記憶力はこの「流動性知能」に入るようですね。
「流動性知能」は20代をピークに能力が低下していってしまうようですが、
一説によるとその能力を維持することも可能だということです。
私たちは大人になるにつれて、自分の生活環境に慣れるにつれて、
新しい状況に身を置く機会や新しいものと出会う機会が少なくなってきます。
そうなると、「流動性知能」を働かせる機会が減ってきてしまいますよね。
ここ最近の研究から、脳は筋肉と同じで、
使わないと衰えるということが定説になってきているようです。
日常的に新しいものに触れる機会や考える機会が減ってしまうと、
脳の機能も低下の一途をたどってしまうそうなんです。
もちろん記憶力も低下してしまいます。
自分自身を生かし続けるためにも、これまで経験したことのないことにチャレンジしたり、
新しいものに触れたりすることで、知能も健康であることを維持していきたいですね。
就労移行支援事業所ciaoセンター南
横浜市都筑区茅ケ崎中央17-26 ビクトリアセンター南304