「自己管理」は何のために? 桜井

こんにちは!

就労移行支援事業所ciaoセンター南の桜井です。

今朝は横殴りの雨が降る、荒れた天気に思えましたが、

お昼前には雨も止んで、夕方にはすっきりとした青空が広がっていましたね。

こういう天気の日には、事業所の傘立てにどなたかからの寄付の傘が置いてあったりします。

職場や電車、お店などで傘を忘れやすい日ですから、くれぐれも注意しましょう。

本日のciao

今日は事業所の近くで障害者雇用を行っている企業に職場見学に行ってきました!

やはり、話を聞くのと、実際に仕事をしているのを見るのでは、全く異なりますよね。

見学には2名の方が参加されましたが、今後の体験実習には、

そのうち1名の方が参加されることとなりそうです。

皆さん、就労に向かって一歩ずつ歩みを進めているようですね。

セルフケア「自己管理」

今回のセルフケアのテーマは「自己管理」。

4月から2名の方の就職が内定しており、これまでの総復習も兼ねてこのテーマを選びました。

皆さんは、「自己管理」というとどの様なことを思い浮かべますか?

多くの方から出てくるのが健康に関することですよね。

講座の中でも皆さんにきいてみたところ、案の定「健康管理」に関することが挙がりました。

しかし、「自己」を「管理」するというのは、本当にそれだけのことでしょうか?

私としては、自己管理というのは自分の意思や行動を管理することも含まれていると思います。

健康であれば自己管理ができているという考えは少し甘いと思います。

例えば心身共に健康ではあるものの、人に迷惑ばかりかけている人がいるとします。

この人は、自己管理ができていると言えるのでしょうか?

社会に参加するために、節度をもって行動するために自分を管理することも、

自己管理の内に入ってくると思います。

特に障害を持っている方は「自己管理」ということにより意識を強く持った方が良いと思われます。

障害があるが故に、社会に参加するうえで何らかの障壁があるはずです。

だからと言って「私は障害を持っているから、周囲の人が何とかしてくれる。」

「自分で何もしなくても、企業や支援者が何とかしてくれるでしょ。」

なんて考え方をしていては自分の居場所なんて直ぐに消えてしまいます。

自分の障害を理解し、可能な限り自分で障害による課題の対策を講じて実行する。

自力では無理な場合は、自分が主体となり、他者の協力を得て対策を立てる。

そういった姿勢で取り組まないと、自分の居場所を作ることは難しいでしょう。

そのためには、自分の行動や発言などを適切に管理していくことが必要になります。

「私は障害者なんだから〇〇してよ!」なんていった日には、悲しい結末が待っているでしょうね。

講座の中で、「どうして自己管理をしなくてはいけないのか?」という問いを

皆さんに投げかけさせて頂きました。

皆さんからもいくつか意見は出ましたが、

私としては、自己管理をする目的は、

「自分の為」であり、「自分がより良い人生を生きるため」だと考えています。

自分の好き勝手にやって上手くいくほど、人生は甘くないと思います。

目標を掲げるけど、いつもその目標が達成できないという方は、

自分のことを自分自身が管理できているか見つめなおしてみてください。

多くの方が、自己管理をせずに、

できないことを他人や環境のせいにしてしまっているのではないでしょうか?

自分の行動というのは、自分で決めて、自分が実行しているにすぎません。

今の自分というのは、自分が選んだ行動の積み重ねでしかないのです。

目標や夢がある方は、是非、それに向かって必要なことは何なのか、

自分はどの様な行動を選んでいけば、それらを達成できるのか。

そのことを真剣に考えて、適切に自分を管理していきましょう。


就労移行支援事業所ciaoセンター南

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