恋その2

こんにちは! 2週間ぶりとなります、コーラです。

前回は、私の恋愛が始まる最初の場面を最後に一瞬だけお見せしました。

今回は、高校に上がってやばそうな女生徒が近くの席にいたところからお書きします。

第一印象

その女生徒はやけに外交的な感じで、周りの女生徒に次々と声を掛けていきます。

それとは対照的に内向的な私は

「この人と目を合わせたり会話したりしていると、自分までやばくなってしまう。

ここは波風立てず、そつなくやり過ごそう」

と思っていました。

最初のやばそうな女生徒に対する私の見方は、

やけにお嬢様ぶったところがあって嫌いだ。というのを憶えています。

 

しかし、色んな方々の恋愛経験でもよくあるように、

最初の印象は好きでもなんでもなかったことや、

どちらかと言えば嫌いだったという見方があるように、

大抵は出だしから好き一直線でなかったということは

私の場合にも当てはまりました。

 

最初の学校行事にて

高校に入り、最初の学校行事が陸上会でした。

私は各自の出場種目を決める学級会議の日に病欠し、

そのため余り物できつそうな長距離走でした。

当日、上級生も混じったレースで真ん中位の順位でゴールしました。

 

あまりうまく走れずに悔しがっていると、例のやばそうな女生徒が

「コーラ君は、意外に速かったよ」

と誉めてくれたので嬉しくなってしまいました。

誰でも誉められると、誉めてくれた人のことを良く思ってしまうものです。

 

入学当初の嫌いだという考えはどこかへ行ってしまい

私は有頂天になりかかってしまったようです。

 

学祭準備の時に

それから、しばらく経って学祭の準備がありました。

この時に、お互いに恋愛の引き金となることがありました。

 

教室の扉の所にやばそうな女生徒が場所をふさいでいました。

そこを通りたかった私は「普通の」女生徒と話をするのも恥ずかしいほど

内向的だったので、どう言葉を掛けていいか迷いました。

 

やっとの思いで発したのが

「ちょっと」

というセリフでした。

 

彼女の方からしたら、

それはいきなり同級生にナンパされたと取られたのかもしれません。

 

少々怒ったような声で

「何か?」

と反問されました。

 

長くなりました、続きは来週の「恋その3」で明らかに致します。

では、今回はこの辺で。次回をお楽しみに。

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