恋その5

こんにちは、このシリーズも長くなって参りました。

コーラです。

 

今回から「恋その5」と銘打って、やっと高校2年生の話に入らさせて頂きます。

 

クラス替えによる変化

高校2年生になり別々のクラスに彼女と私は振り分けられましたが、

何と彼女の方から私のクラスまで休み時間になる度に

ちょくちょく来てくれるようになりました。

 

しかし、別々のクラスになったせいか次第に疎遠になり、

会うことも少なくなってしまいました。

 

それに加え中級年次になり、高校の授業内容密度が本格的に濃くなり、

忙しくなって来ました。

学校行事にも積極的に参加しながら、1年生の頃よりかは勉学に没頭していました。

 

受験に傾くように

2学期の終わりになって学校行事にも心の中で決別を志し、

受験勉強に没頭するようになりました。

 

一方でその頃に受験は1年では合格しない。

合格するには最低2年は掛るという情報を手にし、

ならば私は絶対に1年で切り上げるという今思えば

無謀とも言える挑戦を決意し、

なおの事どんどん受験勉強にまい進没頭するようになりました。

 

その一方で

3学期の寒いある日、通学にいつも使用していた自転車の前かごに

見慣れない角形2号の封筒が入っていて中に何かある、

と思って家に持って帰ってびっくり、チョコレートだったのです。

 

しかし、受験勉強に没頭していた私は家でもまた直ぐに宅習をしていました。

 

大慌て

1ヶ月経って学年末テストの最終日の朝登校中に、

やっと思い出した私は大慌てしていました。

 

そう、その日は学年末テストの最終日であると共にホワイトデーだったのです。

テストが終わって、学校近くのスーパーに転がり込みました。

 

しかし、そこの特設コーナーで私は絶望しました。

何とホワイトデー当日には、そこにはもう特設売り場はたたまれていたのです。

 

間抜けなことに私は学校に引き返して彼女に謝れば良かったのに、

大慌てして気が動転していた私は何と自転車でそのまま帰ってしまったのです。

 

また学年末に

学年末になり、また3年生のクラス編成が決まり、

彼女とはまた別のクラスになりました。

 

この時はまた残念な気持ちがあったのと同時に

今度はそれに加え10日前のことがあったので、内心ホッとしていました。

 

3年生の最初に

3年生に上がり、遅刻癖のあった私は朝礼に遅れ

1限目の授業ぎりぎりに飛び込む辺りに、廊下に通じる階段で

びっくりするような光景を目にします。

 

この続きは「恋その6」で明らかにしたいと思います。

次回をお楽しみに!

 

関連記事